2020年8月11日火曜日

アマルフィ海岸の人気メニュー、シーフードのシャラティエリ大ヒットの影には、パスタ職人の情熱があった。

タコ・イカのパスタの最後はシャラティエリ。
シャラティエリは、アマルフィ出身のエンリコ・コゼンティーノシェフが1978年にコンクールのために考え出した、歴史の浅い手打ちパスタです。
なのにカンパーニアのパスタとして知れ渡っています。
このことがいつもひかかっていました。
シャラティエリはカンパーニアの農作物による伝統食材としても認定されています。
誕生したアマルフィという場所柄のおかげで、魚貝と相性のよいパスタとして知られています。
長さ約10cmのフジッリタイプのパスタです。

シャラティエリの考案者エンリコ・コゼンティーノが作るシャラティエリ。↓


こちらのページにこんなことが書かれていました。

アルティジャナーレのパスタ・メーカー、別名パスタ職人のミンモとして知られるドメニコ・スコリアミリオが1970年に創業した“Tortellino pasta fresca”(facebook)は、パスタ作りに情熱を燃やすミンモの元でカンパーニアを代表するパスタメーカーに成長し、そのパスタ、シャラティエリも大ヒットして、特にミンモのパスタのお得意先、アマルフィ海岸などの海辺のレストランで爆発的に人気が出たのだそうです。

トルテッリーノ・パスタ・フレスカのパスタ↓


シャラティエッリはシェフとパスタ職人が生み出した、パスタメーカーのヒット商品だったんですね。
最新作はレモンやイカスミ入のシャラティエリ↓

シャラティエリの謎はちょっとすっきりしたけど、トルテッリーノ・パスタ・フレスカはwebページがなくて、まだ謎が多いパスタメーカー。

シーフードのシャラティエリScialatielli con frutti di mare
 



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総合解説
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