2020年8月19日水曜日

シチリアならではのグラニータ。ブラッドオレンジのグラニータ、アーモンドのグラニータ。

イタリア料理のイギリスの師匠の本、
には、グラニータについて、こんなことが書いてありました。

グラニータはイタリア中に広まっているが、中心地は南イタリアとシチリアだ。
有名なフレーバーは、コーヒーとレモンの2つ。
中でも、南イタリアで年初の季節に広まっているのが、ブラッドオレンジのグラニータだ。
シチリアのオレンジは、アラブ人によって、紀元前1000年頃伝わった。


という訳で、ブラッドオレンジのグラニータGranita di arance rosseのリチェッタをどうぞ。
材料/6人分
グラニュー糖・・100g
赤いオレンジの果汁・・400ml、約5個分
グランマニエ、ウオッカ、ラム酒・・大さじ2
オレンジの皮のすりおろし(色付き部分のみ)・・2個分

・砂糖とオレンジの果汁100mlを小鍋に入れて溶かし、残りの果汁、リキュール、オレンジの皮を加えてよく混ぜる。
・製氷皿に流し入れて厚さ3cm以上にし、砕きやすいように冷凍庫で急速に一晩冷やす。
・表面をフォークで細かく砕き、冷凍庫で最低2時間冷やす。
・再びフォークで砕いて冷凍庫で冷やしたコッパに盛り付ける。

次は、グラニータが人気のパスティッチェリーアのオーナーの言葉。
シチリアを象徴するグラニータは、アーモンドのグラニータだ、というのがとても印象に残りました。


リチェッタは、シチリア料理の小さな愛すべきシリーズ“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズのパスティッチェリーア・シチリアーナ』からです。


アーモンドのグラニータGranita di mandorle
材料/4人分
殻むきアーモンド・・150g
殻むきビターアーモンド・・20g
砂糖・・150g

・水1Lを沸騰させて冷ます。
・アーモンドをさっとゆでて皮をむき、砂糖と一緒に乳鉢ですり潰して細かいペーストにする。
・さらに裏漉しして熱湯に入れ、時々かき混ぜながら冷凍庫で2時間冷やして柔らかいシャーベット状にする。


シチリアではコーヒーやレモンのグラニータばかり食べていた気がするけど、アーモンドのグラニータを食べなかったなんて、残念~ !!
シチリアで食べないでどこで食べるんだ~!!


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寿司と刺身以外のイタリアンの生魚料理は、カルパッチョにタルタル程度。やっぱり生魚料理は日本料理の象徴。

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