2020年8月28日金曜日

フレスコバルディ公爵は年間1100万本のワインを製造するワイナリーの社長に5歳でなった。愛犬の名はブルネッロ。


今日の「総合解説」のお題は、今月から始まった『クチーナ・イタリアーナ』の新連載、グランディ・ファミリアです。
イタリアの食品業界の華麗なる一族を紹介するというこの記事、1回目は、ワイン業界から。
イタリアのワイン業界をリードする、えげつないまでに華麗なある名門一族。
初回に選ばれたのは、フレスコバルディです。
フィレンツェの35代目の公爵で、自宅はフィレンツェのドームで知られる天才建築家ブルネレスキが設計したサント・スピリト聖堂の隣、というだけで、庶民はもう別世界すぎてついていけなくなります。
フレスコバルディのフィレンツェ。

2017年にはドイツの出版社によってワイン・ファミリー・オブ・ジ・イヤーに選出。

フレスコバルディ家はルネサンスの時代にワイン造りを始め、イギリスのヘンリー8世も大好きなワインでした。
ワイン造り以外にもアーティストの後援や街の開発事業にも熱心で、小さなメディチ家のようだったのですね。
記事には、フレスコバルディ家の35代目公爵の華麗なる経歴が、数行でさらっと紹介されていました。
ランベルト・フレスコバルディ公爵は、イタリアに1400haのぶどう畑を所有し、年間1100万本のワインを製造するワイナリー、フレスコバルディの社長に5歳でなった。
それ以来、増え続ける一族を全部まとめて王国を築きあげてきたすごい人。
フレスコバルディのぶどう畑↓

最新作、ニポッツァーノ↓

キアンティ地区の名門ワイナリー、ルフィーノもトスカーナ料理の素晴らしい本を出しています。

実は、素晴らしい本ですが、今まで紹介する機会がなくて、幻の本になってました。
次回はこの本の紹介です。

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総合解説

ルフィーノのトスカーナ

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