2020年8月20日木曜日

シチリアのアルティジャナーレのジェラートはナポリのピッツァのようなもの。唯一無二の食べ物。

総合解説」2018年11/12月号発売しました。
お得なPDF版もあります。
今月の「総合解説」はクリスマスを含む年末号。
一年で一番豪華な料理を作る季節です。
興味深い料理が色々ありましたが、今、リアルの季節は真夏なので、シチリアの冷たいデザートの話、続けます。
今日のお題はジェラート。

シチリアのアルティジャナーレのジェラートメーカー、シージェル。

シチリアのジェラートはナポリのピッツァのような唯一無二のもの。

「総合解説」07/08年9月号(品切れ)には、『ガンベロ・ロッソ』が選んだジェラート・ベスト10が。
10位に選ばれたのはノートのカフェ・シチリア。
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店主のコッラード・アッセンツァ(下の動画で語っている人)は、スローフードにシチリアを代表する料理人として選ばれています。 

9位はローマのアル・セッティモ・ジェーロ。
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ジェラートの歴史↓
シチリアのエトナ山の雪や氷に柑橘フルーツの果汁をかけて食べたのが始まり、という説や、トスカーナでカテリーナ・デ・メディチが主催した品評会で発表された新作のドルチェが最初のジェラートなどの説が伝わっています。
彼女がパリに連れて行った職人によってジェラートはフランスにも広まったと言われています。
脂肪分を含まないジェラートことソルベットはアラブ人によって伝わりました。
17世紀後半にフランスで現在知られているジェラートのリチェッタを確立したのはシチリア人のフランチェスコ・プロコピオ。
1686年にパリに渡ってヨーロッパで最初のカフェ・プロコピオを開き、フルーツのソルベットやジェラートが大ヒットします。

この歴史を見る限り、ジェラートはシチリアで生まれてはぐくまれた食べ物と言えるかも。
パリのカフェでもシチリアの習慣に忠実に、グラニータとブリオッシュを出してるんですね。
シチリアのブリオッシュはハンバーガー級の大きさ。


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総合解説
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バッカラはノルウェーとイタリアを結ぶ干物貿易の主役で、この航路は1450年作成の世界地図にも記載されるほど重要でした。

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