ランゲ地方の話、続きます。
まずはランゲ地方の冬の話から入りました。家族の最も大切な場所は、寒い冬でも暖房が利く唯一の場所、キッチンでした。
でも、ワインとトリュフの丘、ランゲ地方がもっとも輝くのは秋です。この地の料理はかまどとカンティーナの間から生まれた、という説もあります。
そしてこの地の最も象徴的な料理はタヤリンtajarin。15世紀のランガ・ロエーロとモンフェッラートの農家で、乳母が食事の世話をする習慣から生まれたとか、脱穀場で生まれたなどと言われている質素な料理だが、現在ではグランシェフたちが作る料理。
ランゲの貧しい農民がトリュフと出会って豊かになるメタファーでもある。特に秋には、アルバの白トリュフと組み合わせる最高に贅沢な料理。アルバの白トリュフはアルバの秋に君臨している。おろしたフォンドゥータや生肉、炒り卵に散らす。
質素な農民料理のランゲ料理を、一躍豪華な一品に変えてしまうトリュフ。
フィエラの発案者はピエモンテを代表する美食家として知られるジャコモ・モッラ
アルバはランゲ地方の中心地。チョコレートのフェレッロでも有名な街。
もちろん、トリュフより有名なのはワイン。
アルバ。
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