2025年3月7日金曜日

イタリア料理は地中海料理とアルプス料理の合体。どちらも欠かせない。栗も南イタリア料理の大事な食材。

(CIR11月号)の記事、『栗とパスタ』の記事から、秋の女王、パンの樹と呼ばれる栗の話に入っていきました。調べれば調べるほど、北イタリアの秋は栗のシーズンです。北イタリアでの栗の愛され方を知り、イタリア料理は地中海料理とアルプスの料理から構成されていることを実感しました。
栗はズッパ、ミネストラ、ニョッキなど、様々な料理に使われています。

自家製栗の粉

材料:
栗・・2㎏
水・・適量

・栗を洗ってたっぷりの水を張った鍋に入れて沸騰させ、40分ゆでる。
・水気を切って冷まし、皮をむく。
・天板にのせ、160℃のオーブンで60分焼く。
・一晩冷ます。
・ミキサーにかけて粉にし、密閉袋に入れて保存する。

栗のパン

栗のパンにクリームチーズを塗ってローズマリーとブラウンシュガーを散らす。

アルプスのパンは小麦粉ではなくライ麦のパン。
アルト・アディジェの代表的なライ麦パン、シッュテルブロート。沿岸部とはパンの概念も大分違う。

じゃがいもと栗の粉のニョッキ

栗の皮のむき方

栗のズッパ

栗のズッパは北イタリアたへけの料理じゃなく、南イタリアにも名物ズッパがあります。
詳しくは次回。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
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南の栗料理。北の栗料理とは大分違うけど、この多様性がイタリア料理の大きな魅力

秋は栗の季節。栗は北イタリアだけの食材ではなく、南イタリアにも栗を使った名物料理があります。今月の(CIR)には、“豆と栗のズッパ”というバジリカータ料理の解説があります(日本語のリチェッタはP.26)。 栗の料理は粉を使うものと、皮をむいたごろごろの実を使うものがあり、ズッパは...