(CIR)の話題はヴァルテッリ―ナに移りました。
ヴァルとは渓谷のこと。ロンバルディア北部のアルプスの山間の地方で、ヴァルテッリ―ナ以外にも、ヴァルサッシナ、ピエモンテのヴァル・クローネ、
ヴァルサッシナはミラノから1時間。
ヴァルサッシナの産物■■■
ヴァル・クローネ■■■
よく知っているイタリアとは全く違う風景。
これが北イタリア。
ヴァルテッリ―ナのそば■■■
ヴァルテッリ―ナのミルク。■■■
ヴァルテッリ―ナのチーズ、カゼーラ■■■
そんな環境で、この地方を象徴する作物はそばでした。
そばはイタリア語ではgrano saraceno。サラセンの小麦という意味でも、grano小麦ではなく、トルコとは何の関係もない。
ヴァルテッリ―ナには北ヨーロッパから17世紀以降広まった。
そば粉はでんぷんが豊富で脂肪分が少なく、グルテンはほとんどない。もっと栄養価の高い小麦粉と比べてアミノ酸の量が多い。粉は黒ずんでいて、アロマがある。ドルチェにも使える。チーズ、野菜、魚と相性がよい。高たんぱくなのでスポーツ選手むき。
ヴァルテッリ―ナの名物そば粉の料理の一つ、ピッツォッケリ。
ピッッォッケリ・ヴァルテッリネージ■■■
そば粉の料理が初めて登場した料理書は、ドイツ人が書いた本。そこには特殊な粉と卵の生地のチーズとバターで調味するタリアテッレの一種、とあり、そば粉、高原のバターやチーズなど、厳しい自然条件と重労働の元で畑で栽培できるわずかなものを使って栄養価の高い料理を作る農民料理の真髄が現れた料理。
ヴァルテッリ―ナのそば粉料理一つ、ポレンタ・タラーニャ。■■■
ヴァルテッリ―ナのリストランテ■■■
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