2025年3月15日土曜日

フリウリを代表する白ワインの生産地区で、オーストリア帝国の最高の白ワインの産地だったコッリオ。

今日のお題は、(CIR11月号)から、ワインです。
今月のワインはコッリオ、記事の日本語訳は(CIRP.39)。
地方料理のバリエーションの豊かさがイタリア料理の魅力ですが、料理だけでなく、ワインも地方色がとても豊か。
コッリオはフリウリ・ベネチア・ジューリアを代表する白ワインの生産地区。

フリウリのワイン。

世界でも最高のテロワールの、ゴリツィアのなだらかな丘陵地。
かつてはオーストリア帝国の最高のワインの産地で、白ワインに特化した産地だったそうです。

コッリオ・ゴリツィア―ノのワイン

シャルドネやソーヴィニヨン、トカイが有名だが、最近は複数の品種を使うコッリオ・ビアンコが注目されている。


コッリオとはイタリア語で丘陵地のこと。丘陵地は日当たりがよく、一日の気温の変化が大きい、というとくちょうがある。ソフトな圧搾で造られるコッリオの白ワインは、今の時代に求められる軽いワイン。さらにフルーティーで花や草の香りのシャルドネやピノ・ビアンコ、ソーヴィニオン、マルバジーアといったぶどうを皮や種を加えずに20℃に管理して発酵させたワインで、強い香りのインパクトがある。このタイプのワインは魚料理に合う。
一般的にコッリオ・ビアンコの特徴は、強めの麦わら色でデリケートに香り、軽いアロマが感じられるものもある。味はドライで活発。サービスの適温は12℃。蒸したカニやサン・ダニエーレの生ハムが合う。リゼルバは牛肉のカルパッチョとも相性がよい。

コッリオのワインの造り手、リヴィオ・フェッルーガ。

コッリオのストラーダ・デル・ヴィーノ。

フリウリはイタリアの中でも東ヨーロッパの影響が強く感じられる地方。ベネチアに行ったついでに白ワインを飲みに行くのもあり。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
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フリウリを代表する白ワインの生産地区で、オーストリア帝国の最高の白ワインの産地だったコッリオ。

今日のお題は、(CIR11月号)から、ワインです。 今月のワインはコッリオ、記事の日本語訳は(CIRP.39)。 地方料理のバリエーションの豊かさがイタリア料理の魅力ですが、料理だけでなく、ワインも地方色がとても豊か。 コッリオはフリウリ・ベネチア・ジューリアを代表する白ワインの...