2023年9月5日火曜日

カッチュッコはトルコ語のクチュクが語源だとか。口に出してみるとスーパー可愛い言葉。

今月の(CIR)から、今日は、地方料理の1品め、カッチュッコCacciuccoです(記事の日本語訳はP.13)。


リボルノのビーチ。
これぞ庶民のバカンス地。
リボルノはリグーリアに面した港町。免税特区とされて外国の商人の貿易の地として栄えた。

リボルノ・フード・ツアー。

リボルノのもう一つの名物として消化しているのはガガーリンという店のパニーノ。
リボルノでガガーリンと言えば宇宙飛行士じゃなくてこのチェーチとなすのパニーノ 55。

チェーチのパニーノと言えば、パレルモ名物のストリートフード、パネッレ。

パーネ・エ・パネッレ。

口に出して言うとなんだがかわいいこの料理、イタリア人には、トルコ語で小さいという意味の“küçük”がイタリア語化したように聞こえるんだそうです。地中海はつながってるんだなあと思わせる話ですが、さすがに日本人にはハードル高すぎます。正直言って初めて見る文字ですが、発音は、“クチュク”らしいです。確かにこれも口に出すと可愛い言葉。
カッチュッコとクチュク。
特にクチュクは口がとんがっちゃって、言ってる人の顔見たくなります。
で、なぜこの可愛いクチュクがカッチュッコになったのかというと、その背後にはこんな話がありました。
次回に続く。

お問い合わせはこちらからどうぞ。
=====================================
イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
[creapasso.comへ戻る]
===================================


0 件のコメント:

ブッラータはプーリア以外の地方の定番料理にもよく合います。コクとフレッシュさが同時にあるこのチーズは、成功するマーケティングを研究した魔法使いが生み出したようなチーズ。

今月の(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)の食材の記事は、“ブッラータとモッツァレラ”。 リチェッタも数品紹介されています。 1品目はブッラータのジェラート。 純白のジェラートで、見た目はとても美しいのですが、残念ながらブッラータのジェラートの動画は見つからなかったの...