今月の(CIR)から、今日は、地方料理の1品め、カッチュッコCacciuccoです(記事の日本語訳はP.13)。
リボルノのビーチ。
これぞ庶民のバカンス地。
リボルノはリグーリアに面した港町。免税特区とされて外国の商人の貿易の地として栄えた。
リボルノのもう一つの名物として消化しているのはガガーリンという店のパニーノ。
リボルノでガガーリンと言えば宇宙飛行士じゃなくてこのチェーチとなすのパニーノ 55。
チェーチのパニーノと言えば、パレルモ名物のストリートフード、パネッレ。
パーネ・エ・パネッレ。
口に出して言うとなんだがかわいいこの料理、イタリア人には、トルコ語で小さいという意味の“küçük”がイタリア語化したように聞こえるんだそうです。地中海はつながってるんだなあと思わせる話ですが、さすがに日本人にはハードル高すぎます。正直言って初めて見る文字ですが、発音は、“クチュク”らしいです。確かにこれも口に出すと可愛い言葉。
カッチュッコとクチュク。
特にクチュクは口がとんがっちゃって、言ってる人の顔見たくなります。
で、なぜこの可愛いクチュクがカッチュッコになったのかというと、その背後にはこんな話がありました。
次回に続く。
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