2023年9月14日木曜日

ワインの話をしようと思ったら、魅力的な幾多の街に完全にはまりました。

(CIR7月号)から、今日のお題は今月のワイン。
今月は、『シチリア西部のワイン』です(CIR/P.36)。

パレルモ、アグリジェント、トラパニの3つのプロビンチャが含まれる地方。観光地としてもとても魅力的な地方ですが、地形はパレルモ周辺の山地がアグリジェントの農村部やトラパニの塩田に向かって下っていく地方。その特徴は多様性。

トラーパニとシチリア西部。

マザーラ・デル・ヴァッロとして知られる地方は、シチリア西部のギリシャ、アラブ、ノルマン文明の影響を受けたすごくエキゾチックな地方。

マザーラ・デル・ヴァッロ。

この地方の都市、トラパニは、シチリアの他の地方とは違い、チュ二ジアなど北アフリカの雰囲気が強く感じられる地方。
トラパニ。

パレルモはシチリアのもっともエネルギーに溢れた街。

ギリシャの遺跡で知られるアグリジェント。

トラーパニの塩田。

シチリア西部のほんの一部を見ただけでも、改めてシチリアの多様性と魅力を強く感じました。どの街に行ってみたいですか。ワインの話は次回ですねー。

シチリアワインの話といえば、プラネタの本。『シチリア/クチーナ・ディ・カーザ・プラネタ』シチリア各地にぶどう畑を所有して、世界中から来る顧客に自社のホテルで洗練された料理を提供するシチリアのカンティーナのリーダー、プラネタ。


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イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)
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