今回のサレント地方の料理は、scèblastiです。なんて発音するのかも謎なこの食べ物。ヒントはZollinoという地名のみ。レッチェから20km離れているそうです。
サレントの大都市、レッチェで、その美しさと美味しさにすっかり夢中になっていた私は、たった20㎞離れたほぼ聞いたことない隣町でもこんなに美しくて美味しそうなのかと、びっくりです。
どうやらシェブラスティと発音するようです。シェブラスティ祭りのために村のおばちゃんたち総出で賑やかに作ってるけど、南イタリアのおばちゃんは元気で陽気。
そういえば、プッチェはオーブンの温度をチェックするために最初に焼くサワードウのパン生地でした。シェブラスティは、生地を発酵させる木製の容器にこびりついて残った生地を有効利用するためのパンです。上の動画でプッチェ・ビアンケと呼んでいるので、プレーンなプッチェの一種なのかも。それにしても家に薪のかまどがあるって・・・。
プッチャはパンでしたが、これはカリカリのスキアッチャータ。
フリーゼ、またはフリゼッレはサレントの夏のパン。天然酵母生地のドーナッツ型の二度焼きパンを水で戻して具をのせていただきます。
サレントからはちょっと離れて、次はフォカッチャ・バレーゼ。Focaccia barese。
ほんとプーリアは粉物の天国です。
プーリア料理は知らないものばかり。
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