2022年3月6日日曜日

ヨーロッパ最大のカルデラ湖、ボルセナ湖は、ワイン造りに適した土壌と気候に恵まれた。

今日のお題はワインです。
“ラーゴ・ディ・ボルセナ”。
直訳すれば、ボルセナ湖。
ラツィオの湖です。
名前は聞いたことありました。でも、この湖がヨーロッパ最大のカルデラ湖だとは知りませんでした。
それだけでなく、ぶどうの栽培にも適した地方だったのです。
この地方のワインで一番有名なのは、エスト!エスト!!エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ。

ボルセナ湖の湖畔をわんこと歩く。 

この湖ができた原因は約60万年前のブルシーニ火山の噴火。このときのマグマ溜まりの崩壊によってカルデラが生じ、そこに水が溜まったり減ったりしながら周囲の土地を肥沃にしていったのだそうです。
ローマのそばにこんな火山があったなんて、知らなかった・・・。

さらに砂混じりの粘土質の泥炭土からなる土壌、冬は多湿だが夕方に吹く風が空気を循環させ、春は温暖で夏は暑い。畑は昼と夜の温度差が大きい、というぶどうの栽培に適した環境に恵まれていました。

ボルセナ湖の魚。そういえばうなぎが湖の名物でした。ボルセナ湖のズッパ・ディ・ペッシェ。
考えてみたら動物性脂肪を全然使ってなくて、これも立派な地中海式ダイエット。



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ドルチ・デル・ソーレ

ピエトロ・パリージ』
/クオーコ・コンタディーノ

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バッカラはノルウェーとイタリアを結ぶ干物貿易の主役で、この航路は1450年作成の世界地図にも記載されるほど重要でした。

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