キアンティの本を紹介するなら、外せない1冊がありました。
です。
トスカーナを代表するワイナリー、ルフィーノが、トスカーナやフィレンツェの食文化を美しい写真と深い文章で紹介する、総力をあげて作った傑作です。
リチェッタが1つも載っていない料理書を、どうしてルフィーノは出版したのか。
ルフィーノはこの本のことを民話集、と形容しています。
子どもたちに語り継いでほしかったのでしょうか。
議論を起こす本だけど、呼んだ人はみんな、トスカーナ人の生活に深く思いをはせるはず。
「総合解説」
シチリアは大きな島です。イタリア料理のベースをなす重要な島ですが、その食文化を見る時は、ちょっと広大過ぎて手に負えないので、小さなテーマごとに少しずつ見ていく方法がベターだと思います。そして最初に選んだのが“アーモンド”です。アーモンドの地と呼ばれるシチリアですが、アーモンドの樹...
 
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