2008年7月8日火曜日

料理のイタリア語~肉の切り身編

今日は、料理のイタリア語、肉料理編。

きのうのスカロッピーネのように、料理の名前が肉の切り身の形を表すもの、色々ありますよね。

単純に“切り身”は、フェッテ fette 。
薄い切り身は、フェッティーネ fettine 。


切り身の中でも一番薄いのが、カルパッチョ


Carpaccio
Carpaccio, photo by Madhu Menon


スカロッピーネは、厚さが約5mm。

MyPork.JPG
scaloppine, photo by Michelle Yaiser


薄切り肉を巻けば、インヴォルティーニ

Veal involtini and some of the sides
involtini, photo by Angus Fraser


平らな具をはさめば、ポルタフォーリ portafogli 。




さらに小さく細く切れば、ストラッチェッティ

straccetti con rucola
straccetti con rucola, photo by Maria


スカロッピーネよりもう少し厚いのが、スカロッパ scaloppa 。
でも、スカロッパとスカロッピーネの区別はあいまい。
フォアグラの厚切りには、スカロッパという言葉が一般的。


分厚くて丸い切り身は、メダリオーネ

Kangoeroe Medaillon met Courgette gevuld met  Koriandergeitenkaas
medaglione, photo by Robin


一口大に切った角切り肉は、ボッコンチーニ bocconcini 。

一口大、または小片に切って煮込めば、スペッツァティーノ
日本の“シチュー”や“カレー”も、スペッツァティーノですね。

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spezzatino, photo by Raphaela


今日のおまけ。
「うちにやってきて3日目のネオ、スペッツァティーノが大好き」
という動画。





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関連誌;『ラ・クチーナ・イタリアーナ』2006年6月号(クレアパッソで販売中)
“基本のリチェッタ~スカロッピーネ”の日本語訳は、「総合解説」'06&'07年6月号、P.13に載っています。


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これはメモメモだわ。
あ、いちいち返事しなくていいですよ(笑)

prezzemolo さんのコメント...

くるりさん
まあそう言わずに(笑)

ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。

今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...