イタリア料理ほんやく三昧: 生にんにく

2008年7月1日火曜日

生にんにく

きのうは夏の地中海料理に欠かせない野菜、なすの話でしたが、今日も季節の食材の話。

『ア・ターヴォラ』6月号 『ア・ターヴォラ』2006年6月号 には、先月号までまったく登場しなかった食材が、いきなり、ほとんどの料理に使われていてビックリ。

それは、生にんにくです。
イタリア語ではaglio fresco。
火を通さないという意味の“生”crudoではなく、乾燥させていないという意味の生です。
新にんにくとも呼ぶのでしょうか。


Fresh garlic · Frischer Knoblauch
生にんにく, photo by Markus Wichmann


生にんにくが出回る季節は6月から8月頃。
乾燥にんにくと比べると香りが強いのが特徴。
葉つきで売られていて、葉も料理に使います。
水分が多いので、アーリオ・オーリオのスパゲッティなどに使う時は、加熱時間は長めに。


青森の物産などを紹介するブログに、生にんにくの話がありました。
勉強になります。
marugoto.exblog.jp

なるほど、乾燥させないと日持ちがしないので、期間限定の貴重な食材なんですね。
収穫は梅雨の晴れ間、ということは、ちょうど今頃かあ。


イタリアで生にんにくとして出回るのは、早生で保存しにくい品種なんだそうです。
そういうタイプは赤にんにくが多いそう。
イタリアの赤にんにくは、ローザ・ナポレターノ、ロッソ・ディ・スルモーナ、ローザ・ディ・アグリジェントなどの品種が代表的。
ちなみに、イタリアで栽培されているにんにくの90%は白。


生にんにくを使った料理のリチェッタは、『ア・ターヴォラ』にたっぷり載っていますが、webで見つけた簡単そうなものを1つご紹介。

原文はこちら。
it.answers.yahoo.com


レモンのスパゲッティーニ Spaghettini al limone

材料
スパゲッティーニ・・350g
おろしたパルミジャーノ・・100g
バジリコ・・1把
無農薬のレモン・・1個
生にんにく
オリーブ風味が強くてソフトなEVオリーブオイル・・70cc
塩、こしょう

・バジリコをちぎる。
・レモンの皮の色つき部分を千切りにする。
・バジリコ、レモンの皮、パルミジャーノ、刻んだ生にんにく少々、油、塩、たっぷりの粗挽きこしょうを混ぜる。
・スパゲッティーニをアルデンテにゆで、混ぜた材料に加える。レモン汁をかけ、必要なら油を足しながら和える。




-------------------------------------------------------

関連誌;『ア・ターヴォラ』2006年6月号(クレアパッソで販売中)


[creapasso.comへ戻る]

==============================================

2 件のコメント:

くるり さんのコメント...

イタリアの生にんにくって食べたことありませんでした(というか、口に入ってたかも知れませんが^^;;)
今度意識しておきます。ナポリかスルモーナに行けば食べられるのかなぁ。

prezzemolo さんのコメント...

くるりさん
先日スーパーで買った韓国産にんにくが、偶然、生にんにくでした。生にんにくとは書いてなかったけど・・・。ほんのり赤くて水分がたっぷりでしたよー。イタリアでも気がつかないで食べているかも。