先月の(CIR)から、見た目のインパクトが強かったドルチェの話をしましたが、今日はパスタの話です。
今月のパスタは、イタリアの辛い食材を使った“パスタ・ビッカンテ”の特集(P.24)でした。その1品めは、“タコとサルシッチャ・ビッカンテのラグーのイカ墨のパゲッティSpahetti al nero di seppia con ragù di polpo e salsicciaでした。”
イカ墨のスパゲッティと言えば、香ばしい香りをたたえている割には、食べると歯が真っ黒になって、食べ終わった後に「お歯黒~」と言いながらにっと笑うまでがお約束。写真を撮るときは、歯が黒ければ黒いほどうれしいけど、可愛くないといや、というジレンマを、初めてイカ墨のスパゲッティを食べた女の子は、誰もが感じるのでした。
ジャンフランコ・パスクッチシェフの、皮ごとの玉ねぎとイカのアラ(肝や皮)でブロードをとるモダンバージョン。
真っ黒の伝統的イカ墨のスパゲッティ。
これだけでもかなりのインパクトですが、これにイカ、サルシッチャ・ビッカンテとトマトのパッサータの赤くて辛いラグーをかけるという1品。もうすごい迫力で、中からゴジラでも出てきそうです。この料理は『サーレ・エ・ペペ』9月号の表紙にもなっています。
それにしてもこの記事のパスタはどれも美味しそうでした。
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