今日は、今月のリチェッタの中から、一番インパクトがあったドルチェの話。
それは、アルケルメスのラビオリです。
トスカーナのカーニバルのドルチェです。
ラビオリと呼んでも生地はビスケット生地。リチェッタは(CIR9月号P.17)。
仕上げにかけるアルケルメスが、インパクトの原因。上の動画ではシロップにしていますが、(CIR)のリチェッタではそのままかけるので、とても美しいバラ色になります。
下の動画はアルケルメスをやたら詳しく解説した動画。自分でアルケルメスを作るとう強者です。アルケルメスのバラ色の元のカイガラムシは、シルクを染める材料なんですね。食品に使っても安全な天然着色料ですが、食紅で代用できます。
ちなみに原液の色は深紅です。
アルケルメスの発祥地、フィレンツェのサンタ・マリア・ノベッラ教会。
次にインパクトがあったのもドルチェ。
ピノッカータ・ビアンカPinoccata biancaです。ウンブリアのペルージャの松の実のドルチェですクリスマスのドルチェとして知られています。丸ごとの松の実で表面を覆ったドルチェッティ。リチェッタは(CIR9月号P.17)
材料はほぼ砂糖と松の実だけのドルチェ。あの乳白色を生み出しているのは砂糖。
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