2021年3月9日火曜日

冬の寒さや地中海の乾燥した気候を乗り越えて春に芽を出すアスパラガスは、北イタリアならではの野菜。

サマートリュフの話はちょっと気が早すぎました。
その前に、アスパラガスがありました。グイド・トンマージの地方料理シリーズのクチーナ・ミラネーゼ』には、アスパラガスはミラノでは人気の野菜で、アスパラガスが旬の季節(4~6月)、アスパラジャーテasparagiateのシーズンになると、ミラノ郊外のアスパラガス料理が名物のオステリアは、郊外にアスパラガス狩りに出かけ、店には様々なアスパラガス料理が登場する、とあります。
アスパラガスの原産地は南ヨーロッパや地中海などだそうです。

冬でも枯れすぜ、地中海の乾燥した気候でも育つワイルド・アスパラガスは、北イタリアの森の貴重な恵。
北イタリアの森ならではの、ワイルド・アスパラガス、きのこ、野草採り。あ、これはつまり、総称すれば山菜採り。
アスパラガスが北イタリアの人に愛される理由がわかる気が・・・。
夢中になってると熊でも出てきそう。

トリュフ犬ならぬアスパラ犬でも連れて行くのかなあと思ったら、ロバと一緒だった。呼べば走ってやてくる。おとぎ話の世界でした。

アスパラガス料理は素材を味わえるようにシンプルなのが一番。一番ポピュラーなミラノのアスパラガス料理は、アスパラガスのバターソテーASPARAGI BURRO 


・アスパラガスを少量の湯で立てて10~15分ゆでて取り出す。
・フライパンにバター50gとにんにく2かけを弱火で熱し、バターが溶けたらアスパラガスと塩少々を入れて蓋をして5分なじませる。コントルノとしてサーブする。

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クチーナ・ミラネーゼ
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