2021年3月1日月曜日

イタリア人は偉大なおばあちゃんの大きな愛情で育っている。

今日はイタリアの華麗なる一族。
今月の「総合解説」P.19で訳した記事のビジュアルガイドです。
今月の一族は、イタリアのハイファッションブランドメーカー、ミッソーニです。独特の色使いとジグザク模様のニットウエアが特徴のブランドでした。
最近では、アディダスとコラボしてスニーカーまでデザインしています。
アディダス×ミッソーニ↓

ロンドン・オリンピックの際にウェンブリースタジアムでロンバルディア出身のデザイナー、エラノ・ロジータと、アスリートのオッタビオ・ミッソーニが出会ってミッソーニを設立したそうなので、一族の中にはアスリートの血が流れているかも。
ミッソーニは家族の結びつきも大切にしたブランドで、子どもたちはファッション以外の分野にも進みました。息子のフランチェスコ・ミッソーニは料理に魅入られました。

先日、

ピアッティ・ディメンティカーティ』を訳していたときにも感じたけど、イタリア人の料理の原体験としてDNAに深く刻まれているのは、夏の南伊で過ごしたバカンスの思い出と可愛がってくれた大好きなおばあちゃんの料理。
フランチェスコの場合もそうで、毎年夏はサルデーニャで過ごしていた。
オッタビオをアスリートにしてフランチェスコを料理人にした一族のドン、ノンナ・ロジータ。 

今回紹介した料理はシチリア風サラダ。
目からのインパクトを大切にするミッソーニらしい色鮮やかなオレンジのサラダだ。

オレンジのサラダはシンプルなサラダで、主役のオレンジのインパクトが大きいので誰が作っても似たようなサラダになるが、ミッソーニのオレンジのサラダは見た目がオリジナルな1品。リチェッタは「総合解説」P.19にあります。
シチリア料理のお薦め本、グイド・トンマージのシリーズの『ラ・クチーナ・シチリアーナ』にはオレンジのサラダのリチェッタが4品もあります。


今日は、

シチリア/クチーナ・ディ・カーザ・プラネタ

から、プラネタ家のオレンジのサラダのリチェッタをどうぞ。
ミッソーニ家とも違う盛り付けの1品です。
オレンジのサラダInsalata di arance
材料/4人分
オレンジ・・4個
フィノッキオ・・40g
黒オリーブ・・40g
塩漬けアンチョビ・・40g
フィノッキエット・セルバティコ・・20g
オレガノ
EVオリーブオイル・・50ml
塩、こしょう

・オレンジの皮をむき、または皮の下の白い部分は全部取り除いて輪切りにする。フィノッキオを薄く切る。
・オリーブを90℃のオーブンで30分焼いて乾燥させる。
・ボールにオレンジ、フィノッキオ、オリーブ、フィノッキエット・セルバティコのみじん切り、アンチョビ、玉ねぎの薄切りを入れ、EVオリーブオイル、オレガノ、塩、こしょうで調味する。
シチリア料理のミニシリーズ、“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズの『ルスティケリーア』には、“みかんとぶどうのサラダ”

がありました。シチリアでは、フルーツはサラダにするもののようです。


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