2024年9月2日月曜日

リグーリアのリヴィエラ・リグレDopのオイル。山羊やロバを飼う農家が有機栽培するタッジャスカのオイルはフルーティーでマイルド、苦みはなく、後味に軽い辛味。


『サーレ・エ・ペペ』2021年6月号の、“リグーリアのオリーブオイル”の記事の続きです。
記事ではリグーリアのお薦めオイルを3品紹介していました。

まずは“ロイ・クリュ・ガーチ・ビオロジコDopリヴィエラ・リグレ”。ロイ・ガーチの海の前の丘で栽培されたタッジャスカ種のオイルです。

Dopリヴィエラ・リグレのオイルの首元についているリグーリア州の形のマークは、インペリアに本部がある管理組合のマーク。467軒のオリーブ農家が参加しています。畑はリグーリアに2000ha以上に渡って広がっています。

ロイのオイル。1887年創業のオイルメーカー。創業者は川から石を集めて急峻な山肌に1こずつ積んで段々畑を作った英雄世代。現在は5代目。ロバやヤギを飼い、ビオな製品を作っています。

ロイの製品
ベースのタッジャスカオリーブから無数の製品を生み出しています。

ロイのタッジャスカオリーブの畑。

ロイのオイルはフルーティーでマイルド。苦みはなく、後味に軽い辛さがあります。サラダやカルパッチョ、生魚に合います。

リグーリアのお薦めオイルの話、次回に続きます。

=====================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
定期購読は2021年の号からできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはこちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)
=====================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。

[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]
===============================================


0 件のコメント:

トリノの新聞、ラ・スタンパにスパゲッティ・ボロニェーゼが初登場したのは1898年。ロサンゼルス・タイムズは1925年。

(CIR5月号)の《スパゲッティ・アッラ・ボロニェーゼ》の記事は、スパゲッティ・ボロニェーゼは、ボローニャとナポリというイタリアの2大食の中心地が、トリノで結びついたイタリアの統一を象徴する料理だった、という超ビックリな説でした。『クチーナ・イタリアーナ』というイタリアを代表する...