アサシンのスパゲッティの話です。
プーリアの料理らしいのですが、というか、プーリアの人気レストランのシェフが作りだしたスパゲッティと言われていますが、どうやらこれは原作のテレビ番組の設定の話のよう。テレビシリーズにもなった人気ミステリーがルーツとあって、ネタ晴らしをするような情報は、あまりないですねー。
でも、“アサシンのスパゲッティ”て、なんだかカッコいいです。
“アサシンassassino”は、イタリア語で暗殺者とか殺人者という意味。
この料理のどこが暗殺者風なのか、分かりますか?
下の動画には、このスパゲッティを食べた常連客にシェフがお楽しみいただけましたか、と尋ねたところ、スパゲッティの味が濃厚で辛かったので、客は私たちを殺そうとしてるのか、と冗談で言った、とあります。
まさにその通り、濃くて辛いんです。
スパゲッティ・アッラ・アサッシーナ。
リチェッタの日本語訳は(CIR5月号P.44)。トマトソースはごく普通に作ってますね。ポイントはフライパンが登場する後半。フライパンでスパゲッティを作る方法は、リゾッタータと言います。リゾットと同じ作り方です。このスパゲッティは、SDGSが話題になった頃に一度紹介したことがありますが、この作り方だと鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させる必要がないので、水道代やガス代の節約になる、という方法です。
この方法でゆでると、普通にゆでた時より腰のある状態になります。
ただしスパゲッティを折る行為はイタリアでは冒涜ととられ、おばあちゃんなら心臓麻痺起こすレベルww。
辛い方は、もちろん唐辛子をたくさん入れるからです。
濃いほうの話は次回に。
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