2024年9月3日火曜日

(CIR)5月号発売しました。料理は、スパゲッティ・ボロネーゼとスパゲッティ・アサッシーナ、キアンティのブドウ農家の春のディナー、野草風味のプリーモなど。


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5月は春から夏への過渡期。
これまで大注目されていたアルプスの話題は次第に控えめになり、復活祭の話はまだ続きますが、春の料理で注目されるのは、リグーリア。
■地方料理の記事で取り上げた料理は、“カプンセイ”や“テスタローリ”など、ペーストが合うパスタ。
■リチェッタは“新しいクイント・クアルト”。今時の内臓料理は、すごいスピードで進化しているようです。

かつては貧しい料理の象徴だったクイント・クアルトですが、今やオシャレで最先端な料理です。


■ブリーモのリチェッタは“野原の香りのプリ―ミ”。まずは野原に顔を出し、次第に市場に登場する野草たちのプリーモ・ピアット。
■さらにホームパーティーメニューは、“春のプランゾ”。キアンティ・クラッシコ地区のブドウ農家の家庭料理の春のディナーの料理。トスカーナの料理も、アレンジ次第で素敵な春のメニューになります。

キアンティ・クラッシコ地区のぶどうの収穫

■地方料理で取り上げた街は、“ソレント”。いよいよ、イタリアの真髄、夏のカンパーニアに足を踏み入れました。

アマルフィ海岸とソレント

■“食文化”の記事で取り上げているのは、スパゲッティ2品。“スパゲッティ・ボロニェーゼ”と“スパゲッティ・アサッシーナ”。どちらも以前から物議をかもして話題になっているスパゲッティ。これらの料理をイタリアの料理雑誌は、背景、歴史などを詳細に解説しています。とても面白い記事でした。
■ワインは“ロザーティ・デル・サレント”。この地方のロゼは、なぜ、こんなに美味しいんでしょう。

定期購読の(CIR)がお手元に届くのは多少先になります。
雑誌と合わせて読むのがお勧めです。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
定期購読は2021年の号からできます。
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カンパーニアで育ち、18歳でローマのハインツ・ベックのラ・ベルゴラで働き始め、26歳で最初のミシュランを獲得し、現在はアマルフィの高級ホテルのレストランのシェフ、クリストフォロ・トラバニは現在注目のシェフ。

今日紹介するのは、(CIR7月号P.26)で紹介している若手シェフ。 クリストフォロ・トラバニシェフです。1988年生まれ。 彼は幼少期と思春期をカンパーニアで育ち、18歳でローマの3つ星レストラン、ハインツ・ベックのラ・ベルゴラで働き始め、その後数々のグラン・シェフの元で働き、...