スパゲッティ・ボロニェーゼは、アメリカのマーケティング会社が生み出した、スパゲッティと缶詰のミートソースのセットのという緑・赤・白の超イタリア的料理の販促方法でした。その結果、今やスパゲッティ・ボロニェーゼはベネチアのゴンドラ、ピサの斜塔に匹敵するイタリア料理のポップな象徴にまでなってしまったというアメリカのマーケティングの威力を思い知ったのでした・・・。
簡単で安く、保存しやすくて移動にも適しているというのは、まさに世界中に広まる料理の条件。でも、それじゃ、一番すごいのはミートソースの缶詰、てことになりかねないので、一応初心に帰って、ボローニャの商工会議所に収められた、イタリア人が本物と信じるリチッタのボローニャ風ラグーをどうぞ。そうそう、この場合、パスタはタリアテッレです。
次は、なんだか最近、アメリカのマーケティング会社が売り出そうとしてるんじゃんいかと思えるほどバズってるパスタです。それは“アサシンのスパゲッティー”。
ネーミングはやたらカッコいい。(日本語のリチェッタはCIR5月号P.44にあります)。
今回注目したのはプーリア料理。そして切り札は女性刑事。ロリータ・ロボスコ。
『ロリータ・ロボスコの事件簿』raiで放送されているこの大人気のミステリー番組のタイトルが“アサシンのスパゲッティー”なんです。なんとロリータの家の近くで、アサシンのスパゲッティで有名なレストランのシェフが殺されるんだって。もう見た~い。
番組のPV
モンタルバノの例があるように、イタリアで刑事ものなら、南の海辺で美味しそうな料理が次々登場するのがヒットの条件。ちなみにシチリアの刑事モンタルバノがヒットしたきっかけはアランチーニ。それ以来、アランチーニはモンタルバノのアランチーニと呼ばれるようになりました。
モンタルバノのアランチーニ。
モンタルバノは世界的にヒットして、今では世界中にファンがいます。
=====================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)バックナンバーは、2021年1~12月号です。
定期購読は2021年の号からできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法
お問い合わせはこちらからどうぞ。
(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)
=====================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)、(CIR2021年12月号)、(CIR2022年1月.号)、(CIR2022年2月号)、(CIR2022年3月号)、(CIR2022年4月号)、(CIR2022年5月号)
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]
============================
0 件のコメント:
コメントを投稿