ここのところ、アサシン・スパゲッティーから、プーリア料理の話が続きましたが、
今日は(CIR5月号P.33)の地方料理の記事、ソレントに移ります。
カンパーニア州のソレントは、アマルフィ海岸とは切っても切れない関係。
ナポリからアマルフィに行くには、ソレントで電車からバスに乗り換えるんじゃなかったっけ。
ソレント~アマルフィ
今思えば、地元の交通の混雑は、これもオーバーツーリズムと言うのでしょうか。もう一つ思い出したのは、たしかバローロからバスでアスティまで行った時のこと。バローロの州立エノテカにワインの試飲をしに行ったのですが、この施設には高校もあって、帰りのバスは下校時間と重なり、スクールバス状態でした。イタリアの高校生であふれかえるバスに乗るのは楽しい体験でしたが、その賑やかさは、半端じゃなかったです。で、きれたのが私たちじゃなくて運転手。バスを止めてすくっと席を立つと、くるっと振り返り、高校生に向かってお前らうるせーぞ、他のお客もいるんだから静かにせい、とやり出したのです。高校生は3秒ぐらい静かになりました。
バローロは自然豊かな丘陵地にある田舎の村でした。
一方、アマルフィは素敵なところです。息をのむようなパノラマ、柑橘果実の香り、多種多様な店、海の料理を出すレストラン・・・。まさに、世界中の人を惹きつける魅力にあふれた場所です。
パスタ・アッラ・ソレンティーナ
南イタリアの話題が出ると、イタリア的には夏に突入です。山の話題があっという間に姿を消し、気がつけば海、海、海。ソレントはお通し、といった所。
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