2025年1月11日土曜日

パスタ・フレッダとパスタ・ア・スーゴ・クルーダ


(CIR9月号)のリチェッタ。今日はパスタです。
今月のパスタは“パスタ・a sughi crudo”。
先月はパスタ・フレッダpasta freddaでした。今月はパスタ・クルーダです。どたらも冷たいパスタですが、パスタ・ア・スーゴ・クルーダは、生のスーゴのパスタという意味。つまりソースに火を通さないパスタ。そういう発想の夏の冷たいパスタもあったんですね。
大雪で大変な地方もあるこの時期に、パスタ・クルーダって・・・。大丈夫、夏は必ずまた来るから。

1品目はノルマ風パスタ、“パスタ・アッラ・ノルマpasta alla norma”。
シチリア名物のナスのパスタ。

チッチョ・スルタノのノルマ風パスタ

ピーノ・クッタイアのノルマ。

巨匠のオリジナリティが溢れるノルマ。ナスにもかなりのこだわりが。

もう一人のシチリアの巨匠、チッチョ・スルタノのノルマはソースを味わうためにスプーンも必要なパスタ。
(CIR)のスーゴ・クルーダは、トマトを細く切ってオイル漬けナス、バジリコと混ぜて10分なじませました。
なすのオイル漬けを使うのもパスタ・クルーダならではのアイデア。

ナスのオイル漬け

さらにこのパスタに欠かせないチーズはリコッタ・サラータ。
シチリアの食材は、夏が似合うなあ。

リコッタ・サラータ

リコッタ・サラータは、シチリアなど南イタリアでしか見かけない、シチリア料理には欠かせないチーズ。

パスタ・アッラ・ノルマの歴史。キーワードはベッリーニとカターニア。



パスタ・クルーダに欠かせない食材の一つ、タプナード。
(CIR)P.16のリチェッタは、タプナード・ヴェルデ。と緑のタプナードと呼んでます。それもそのはず、オリジナルのタプナードは、ブラックオリーブのクリームなので、真っ黒です。

黒オリーブでなくグリーンオリーブを使えば、緑色のタプナードに。

(CIR)では、さらにズッキーニの花とモッツァレラ、アンチョビも加えます。
来年の夏も乗り切れそう。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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パスタ・フレッダとパスタ・ア・スーゴ・クルーダ

(CIR9月号)のリチェッタ。今日はパスタです。 今月のパスタは“パスタ・a sughi crudo”。 先月はパスタ・フレッダpasta freddaでした。今月はパスタ・クルーダです。どたらも冷たいパスタですが、パスタ・ア・スーゴ・クルーダは、生のスーゴのパスタという意味。つ...