2025年1月10日金曜日

コットンケーキからシフォンケーキが出てくるまでちょっとタイムラグがありました。木綿じゃなくて絹、つまりエンゼルケーキのこと。

今日の料理は、(CIRP.15のケーキ)、“コットンケーキ”です。
コットンケーキはむしろ絹のようなケーキという解説を見て思いついたのですが、これはシフォンケーキのことなのでは。コットンは英語で木綿。シフォンはフランス語で絹モスリンのこと。
豆腐の絹と木綿みいなものでしょうか。
シフォンケーキはアメリカでエンゼルケーキを元に考えだされたケーキ。
コットンケーキという呼び方は初めて見ました。
このケーキは“スクオラ”のリチェッタなので、『クチーナ・イタリアーナ』誌P.126には、各過程の詳しい作り方と写真が紹介されています。ポイントは卵白の泡立て方。

シフォンケーキ

エンゼルフ―ドケーキ

この形のスポンジケーキは、シフォンケーキという名で知られてますよね。コットンケーキなんていうと、別物に思える。木綿豆腐と絹豆腐という呼び方が定着している日本だと、コットンケーキという名前だと、ちょっと素朴でふんわり感が減るかも。

コットン・スポンジケーキだって。色んな呼び方があるんですね。

スポンジ生地はイタリアではパン・ディ・スパーニャ。イタリアのパスティッチェリーア界の巨匠、イジニオ・マッサーリのリチェッタ。

さらに(CIR)のコットンケーキの隣には、“プラムのトルタ・フランジパーネ”のリチェッタが。
フランジパーネケーキは、パスタ・フロッラのベースに、カスタードに似たフランジパーネクリームをはさんだもの。

トルタ・フランジパーネはアーモンドパウダー入りで、ごつごつ感があるケーキ。ちなみにリチェッタを提供したのはベルギー人。クリームはイタリア風で、カスタードは入っていない。

フランスのフランジパーヌクリームのケーキと言えば、広現祭のガレット・ディ・ロワ。


そろそろこんがらかってきたかも。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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今日の料理は、(CIRP.15のケーキ)、“コットンケーキ”です。 コットンケーキはむしろ絹のようなケーキという解説を見て思いついたのですが、これはシフォンケーキのことなのでは。コットンは英語で木綿。シフォンはフランス語で絹モスリンのこと。 豆腐の絹と木綿みいなものでしょうか。 ...