2024年4月5日金曜日

米やじゃがいもでどろどろになる北イタリアのミネストラと比べて、葉野菜が山のように入る南イタリア(ナポリ)のミネストラはドライ。


(CIR)2022年1月号販売しました。


今月から、2022年の定期購読もスタートです。
1月にもなると、完全に地中海のビーチリゾートとは決別しました。
代わりに出てくるのが、アルプスの料理です。
海から山へと舞台は移りますが、標高の高い山の料理も面白いですよ~。
南北に長いイタリアの料理は、南か北か、という話題は避けて通れません。
緯度、気候、地形が違うと、食文化はこうも違うものなのか・・・。
その一例が今月の地方料理の1品、ミネストラ・マリタータです。
イタリアのクリスマスを象徴するブリーモ・ピアットは、北はボローニャのトルテッリーニ・イン・ブロードで、南はナポリのミネストラ・マリタータです。

トルテッリーニ・イン・ブロード

ミネストラ・マリタータ

(CIR)の解説では、北と違ってじゃがいもや米がはいらない乾いた、つまりどろどろにならないスープ。
スープをそんなこと意識して見たことなかったなあ。
でも確かに、ミネストラ・マリタータは地元特産の見たことない葉野菜ばっかり。
3月以降は手に入らない野菜でも、特別なルートで仕入れる、と自慢するのはナポリの有名店、リストランテ・ウンベルト。

店があるのはエレガントなキアイア地区。ちょっと雰囲気はナポリっぽくないけど、ナポリ料理の名店も多い地区。

お米とじゃがいものミネストラ

今月の記事、《冬山の料理》には“冬野菜のミネストラ”のリチェッタも。


2022年の定期購読が始まりますが、その前に、住所に変更があった方は、至急ご連絡ください。定期購読更新の方は、1月号にご案内を同封します。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2021年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)のバックナンバーは、2021年1~12月号です。
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