今日はチーズの話。(CIR2022年1月号)の記事(P.20)からです。
もう少し正確に言うと、《冬のチーズ》です。歴史が長くて、他には同じようなものがないとてもユニークなチーズです。
それは、バゴス、カステルマーニョ、モンテボレの3種。
どれか知ってますか?
私は、いつどこで出会ったのかはもう忘れてしまったのですが、その強烈なにおいだけは、今だに忘れられません。あれは、足の裏の匂いでした・・・。あんな臭い食べ物が存在するなんて、しかも貴重品かのように大事にされていました。ピエモンテのクーネオで生まれた牛乳の青かびチーズです。その名は、カステルマーニョCastelmagno。
カステルマーニョの製造過程
臭ければ臭いほど、はまる人ははまるんだろうなあ。カステルマーニョを初めて食べた人は、本物のグルメだと思います・・・。上の動画ではそれは信じられないような味覚体験と言っています。最初の一口は攻撃的だって。
このチーズのユニークなところはホエイにカードを2~4日間浸すこと。それにより、強烈なアロマが生まれます。
これだけ個性的なチーズをもし日本のチーズしか知らないピュアな人が食べたらどんな結果になるか、知りたいものです・・ www(悪い笑い)。地元の食文化には溶け込んでいるようで、多くの料理に使われています。
カステルマーニョとヘーゼルナッツのリゾット
次はバゴスBagosss。ロンバルディアはブレッシャのバゴリーノという小さな山の集落で作られている牛乳のチーズです。
バゴス
その特徴は、サフラン入りなので黄金のように見えること。バゴリーノの黄金と呼ばれていました。
元々はベネチア共和国に属していた村で作られるベネチア大公への贈り物だったチーズ。
バゴスと黒トリュフのリゾット
3つめのチーズは次回に
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