(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)は、その名の通り、イタリアの料理月刊誌から、地方料理を中心に訳している小冊子です。
2021年は、こんな料理が取り上げられていました。
1月 サルトゥ・ディ・リーゾ・イン・ビアンコ(ナポリ)
2月 ピッツォッケリ(ヴァルテッリ―ナ)
3月 リゾット・アッラ・ミラネーゼ(ミラノ)
4月 クッツーパ・カラブレーゼ(カラブリア)
5月 スパゲッティ・コン・レ・ボンゴレ(ナポリ)
6月 ガエータのティエッラ(ガエータ;ラツィオ)
7月 カッチュッコ(リボルノ)
8月 パスタのティンバロ(シチリア)
9月 お団子付きブリオッシュ(シチリア)
10月 ビステッカ・アッラ・ピッツァイオーラ(ナポリ)
11月 ポッロ・アッラ・マレンゴ(ピエモンテ)
12月 パネットーネ(ミラノ)
もちろんこれらは記事として取り上げた料理です。なので、世界的に知られたイタリアを象徴する料理ですが、毎月のリチェッタには、もっとマイナーでディープなたくさんの地方料理が紹介されています。各地の食材やワイン、観光地、食文化の記事も訳しています。
北から南まで、イタリアには美味しい地方料理が溢れてます。
1年で北から南まで各地を旅した気分です。イタリア料理を語るには、イタリアの地理や歴史の知識も不可欠。このブログをご覧の皆様は、相当イタリアの地理に詳しくなったはず。
実は、イタリアを食べ歩きするグルメ旅に役立つ情報も(CIR)には満載です。
2021年のリチェッタのお薦めは、シチリアのお団子付きブリオッシュとグラニータの朝食。
夏にシチリアに行ったら、毎日食べることになります。
旅行中は、ホテルでの朝食も楽しみですが、毎日近所の同じバールに通うようにしてみて。そのうち、顔と注文を覚えてくれて、何も言わなくても出してくれるようになったら、感動します。ホテルのバーで毎晩食前酒を飲みながらバーテンダーとおしゃべりすると、おいしいレストランの情報なんかを教えてくれます。今でも楽しく思い出すのは、ナポリ近郊の海辺のホテルで、お掃除のおばちゃんにもらったでっかいレモン。この地方のレモンは皮が分厚くて、すっぱさより甘さが特徴で、切り分けておやつに食べているのをたまたま通りかかった私におすそ分けしてくれたのです。それ以来、この地方のレモンの大ファンになりました。イタリアと日本は似ているようで全然違う、ということにも気が付きました。
この素晴らしい食文化を一人でも多くの人に体験してほしいです。その思いで毎月(CIR)を作製しています。
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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2022年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売している(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)のバックナンバーは、2021年1~12月号です。
定期購読は2021年からできます。
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■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
“ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
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