2024年4月23日火曜日

乾麺のパスタを赤くするには・・・。パスタ・コロラータのバリエーション。

(CIR    2022年1月号)のリチェッタから、今日は真っ赤なスパゲッティのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノです(日本語訳はP.3)。

写真を見ると、これ以上はない赤いスパゲッティです。もちろん、フレッシュパスタではなく、スパゲッティです。
いったいどうやってこんなに赤いパスタにしたのか。
リチェッタを読むとすぐに分かります。
ビーツですねえ。

ビーツのスパゲッティ。

ただビーツのソースとあえるだけで、プレーンなスパゲッティがこんなに赤くなります。クリームチーズを加えているのでトマトとは違う、ピンク色がかった赤さです。

応用編 ビーツとロビオーラのリングイーネ

色付きパスタはパスタ・フレスカのバリエーションの基本。
中でも、ほうれん草入りの緑色のパスタ、pasta verdeはエミリア地方やロンバルディロア南部の定番パスタ。
イカ墨の黒いパスタpasta neraも地方料理の定番。
乾麺のパスタに赤い色を着けるのは、すごくレア。
よくあるのは、トマトペースト、赤ピーマン、パプリカで色を着けたパスタ・フレスカ。
他に、粉自体に色があるものを使う、という方法もあります。

ビーツのタリアテッレ

赤いニョッキ

色付きパスタの応用編、2色のパスタのラビオリ。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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