(CIR 2022年1月号)のリチェッタから、今日は真っ赤なスパゲッティのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノです(日本語訳はP.3)。
写真を見ると、これ以上はない赤いスパゲッティです。もちろん、フレッシュパスタではなく、スパゲッティです。
いったいどうやってこんなに赤いパスタにしたのか。
リチェッタを読むとすぐに分かります。
ビーツですねえ。
ビーツのスパゲッティ。
ただビーツのソースとあえるだけで、プレーンなスパゲッティがこんなに赤くなります。クリームチーズを加えているのでトマトとは違う、ピンク色がかった赤さです。
色付きパスタはパスタ・フレスカのバリエーションの基本。
中でも、ほうれん草入りの緑色のパスタ、pasta verdeはエミリア地方やロンバルディロア南部の定番パスタ。
イカ墨の黒いパスタpasta neraも地方料理の定番。
乾麺のパスタに赤い色を着けるのは、すごくレア。
よくあるのは、トマトペースト、赤ピーマン、パプリカで色を着けたパスタ・フレスカ。
他に、粉自体に色があるものを使う、という方法もあります。
ビーツのタリアテッレ
赤いニョッキ
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