きのうはオーストラリアのフィンガーライムとか、聞いたことないフルーツを紹介しましたが、(CIR1月号P.5)の料理で一番謎だったのは、fave tonkaです。
始めて聞いた名前です。いったい何なのか、想像もできません。
ドイツで行われたアイスクリームのワークショップでトンカ豆に初めて出会って興味を持ち、ネットなどで色々調べた人の話が下の動画です。ちなみに彼は庭師で医師ではなく、専門家ではありません。でも、とても興味深い内容です。
そもそもトンカ豆は南アメリカの果実の種。昔から、その香りが料理や香水に使われてきました。イミテーションバニラとも言える成分、クマリンが含まれています。ちなみにバニリンはバニラ風味の化合物で、そのトンカ豆版がクマリンです。バニラ風味の食品添加物として合成されるようになったんですね。でもラットに投与したところ肝臓疾患を発症したそうです。そこで市場から回収し、その使用が禁止されました。なんだか聞いたことがあるような話。
タイムリーすぎて怖いですね。
チョコレートを食べた犬が病気になって死亡ましたが、そのせいでチョコレートを禁止したら過剰反応となるでしょう、とも語っています。ネズミとトンカ豆の話は、たまーに誰かかせ思い出すのかな。
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