レモンのデリツィエの考案者、サルバトーレ・アチェートさんが栽培していたのは、ストゥファート・ダマルフィという品種のレモン。
早朝に訪れる、アマルフィのレモンガーデンの旅をどうぞ↓
無農薬でコロコロに育ったレモンがたわわに実っている風景は、地中海に住んでいない人には楽園のような光景ですね。1日に1トンも収穫するそうです。
レモンを使ったリチェッタ、簡単な鶏肉のレモン煮なんてどうでしょう。
材料
鶏肉・・300g
小麦粉
レモン汁・・3個分
レモンの皮・・1個分
玉ねぎ・・1/2個
野菜のブロード・・350ml
EVオリーブオイル
塩、こしょう
1.鶏肉に小麦粉をまぶす。
2.玉ねぎのみじん切りを油大さじ4でソッフリットにする。
3.鶏肉を加えて炒め、レモン汁とブロードをかける。蓋をして弱火で20分煮る。
4.塩、こしょうしてレモンの皮のすりおろしを加え、2分煮詰めて煮汁にとろみをつける。
プロチダレモンのサラダのリチェッタが載っていました。
プロチダのレモンて・・・?
次はナポリ湾の島、プロチダへ行ってみましょう↓
プロチダはレモンの島と呼ばれているんですね。でも、観光地化が進んで、レモン畑は減っているそうです。それにしても、この地方はどうしてこんなに異邦人を惹きつけるのでしょうか。
本によると、プロチダのレモンは別名リモーネ・ディ・パーネlimone di pane。甘くて大きいのが特徴の特別なレモンで、特にサラダには最適なんだそうです。
リモーネ・ディ・パーネのサラダ。
本のリチェッタをどうぞ。
プロチダのレモンのサラダinsalata di limoni di procida
材料/4人分
リモーネ・ディ・パーネ・・2個
葉玉ねぎ・・2本
ミント・・1束
EVオリーブオイル
唐辛子、塩
1.レモンの白い部分を残すように皮をむく。
2.輪切りにしてさらに小さく切り、水に30分さらす。
3.ザルに開けて水気を切る。
4.サラダボールに移して葉玉ねぎの薄切り、ミント、唐辛子、塩、オイルで調味してすぐにサーブする。
特別に甘くて大きいというプロチダのレモン。
見れば見るほどチェードロに似てるけど、どんな味なんでしょうねえ・・・。
最後はグーグル・アースででも見て、行った気に。
「総合解説」
グイド・トンマージ地方料理シリーズの『ナポリ』
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