2021年4月27日火曜日

バッサ・パルメンセはクラテッロと作曲家のベルディの故郷

クラテッロは料理に使うのはもったいなく、そのもの自体を味わうもの。パルマのミッカなどのパン、ニョッコ・フリット、マイルドなモスタルダなどを添えて食べます。パルミジャーノ、ブッラータ、ロビオーラなどのチーズ、いちじくやメロンも合います。
クラテッロ博物館↓高級ホテルのとても楽しそうなクラテッロのカンティーナ。
アンティカ・コルテ・ディ・パッラビチーナのwebページ
熟成中のクラテッロには、予約している有名レストランの札がついてますね。

動画の後半はバッサ・パルメンセの豚肉祭り。
霧で知られるバッサ・パルメンセ地方。
ランブルスコの栓は固くて開けるのが大変だけど、それをこんなにかっこよく開ける人もいるんですねー。
動画の最後にお椀でランブルスコを飲んでる姿が出てきますが、これはなかなか貴重な地元風飲み方。

パッラビチーニ家はこの地方の領主だった一族。
この地方を代表する有名人はオペラの作曲家で、『椿姫』や『アイーダ』などの代表作があるジュゼッペ・ベルディ。
もちろんベルディのクラテッロ好きは有名な話。
下の動画はこの地方の有名トラットリア・ラ・ブーカ。webページはこちら
4代に渡って母から娘へと女性のみが受け継いできた料理を出している。


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総合解説
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