マルサラの話、続けます。
マルサラは、18世紀末に、リバプールの商人、ジョン・ウッドワースが、へレス、マデラ、ポートに似たワインを造ろうとして創り出されたと言われています。
ウッドハウスとシチリアの出会いのきっかけは、嵐でした。これはアンジンが嵐でミウラに打ち上げられて,ショウグンが生まれたのと同じ経緯。なんだかとんでもないドラマが生まれるかも・・・。嵐でウッドハウスはシチリアのマザーラに打ち上げられたそうです。
難破した船の、ブリガンティン号という名前も、1773年という時代も分かっています。
下は、ウッドハウスはどうやってマルサラを発明したのか、という動画。
嵐で上陸した地、マザーラで味わった地元ワインの美味しさに、これはポートワインに匹敵する!と感じたウッドハウスは、その後、このワインのイギリスとシチリアの貿易で大成功を収めました。バッキンガム宮殿のカンティーナにも、マルサラは常備されているそうです。
マルサラには独特との味と香りがありました。
マザーラ・デル・ヴァッロ。とても魅力的な街。
ジョン・ウッドハウスはマルサラの経済的発展の立役者として尊敬されています。彼はシチリアの文化や人々にも魅猟され、それらを世界に知らしめました。彼とシチリアワインの出会いを再現するのはシチリアの学生たち。ほのぼの~。
マルサラのタイプの違いについては次回。
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