2025年6月2日月曜日

にんにくとアンチョビ入りヴィネグレットが定番のローマ風プンタレッレのサラダを、若者はオレンジとグラナ・パダーノで調味。

U30の料理、今日は伝統料理のアレンジ編です。
まずは“”プンタレッレとオレンジのサラダ”。

プンタレッレは複数形が基本のローマの野菜。(CIR2月号)の記事でも取り上げられている野菜、カタローニャの花条。野生のチコーリアの一種で、冬が旬の野菜です。

ローマ風プンタレッレのサラダ。定番の味付けは、オリーブオイル、レモン汁、にんにく、唐辛子、アンチョビ。

プンタレッレのサラダと言えば、アンチョビ入りビネグレットをかけるのが定番。にんにくとアンチョビ風味というのがローマ発の長年の伝統です。
でも、伝統にとらわれないU30の若者は、もっと自由な発想で調味します。(CIR2月号P.8)のリチェッタは“プンタレッレとオレンジのサラダ”。

プンタレッレとオレンジのサラダ。

さらに、新年の料理に欠かせない食材、レンズ豆は、シュトルーデルにします。

さらにブラザートはブルーベリー風味、クリーミーピューレ添え。ピューレがポテポテじゃなくてクリーム状になるだけで、すごくモダン。
伝統のあるリチェッタも、何のためらいもなくアレンジする勢いのある若いセンスもいいですねえ。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
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