イタリアの代表的なラルド、豚の背脂の最高峰、ヴァッレ・ダオスタのアルナのラルド、そしてそのライバル、コロンナータのラルド。
今日はコロンナータのラルドの話です。
コロンナータは大理石で知られるトスカーナの村。カラーラにあります。
フェラーラの大理石を世界的に有名にしたはミケランジェロ。
あのダヴィデも大理石で造られている。
コロンナータのラルドは、豚肉を大理石の容器で熟成させます。コロンナータのラルドの特徴は、生産者ごとに独自の配合のハーブを加えること。
ハーブを加えた塩水で覆って最低3ヵ月熟成させます。出来がったラルドは、アロマが豊かで心地よいナッツの後味が特徴。
ちなみにアルナのラルドは栗の木やオーク、カラ松の容器で熟成させます。
カラーラでミケランジェロと同じくらい大切にされているのがラルドです。
甘くて口の中で溶けると言われています。
豚の脂身の美味しさは、野草のほろ苦さと同じで子供には分からないだろうなあ。
豚の脂身は、料理の世界でも貴重な食材。
例えば、ラルデッラーレlardellareは脂の少ない赤身の肉にラルドを差し込んでしっとり ジューシーにする方法。
ラルデッラーレ
ラルドを使った日本語のリチェッタは、(CIR2月号)P.39にあります。その一つは、例えばラルドのフォカッチーネ。
下の動画はパイ生地を使ったお手軽バージョン。
次回はさらに詳しく。
=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。
現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。
ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法
お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。
(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)
===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
■ブログ『イタリア料理ほんやくざんまい』
■ブログ『イタリアの料理月刊誌の日本語解説『(CIRクチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)』昔の「総合解説」はシステムの変更のため販売を終了しました。現在は(CIR)に名前を変更しました。
、(CIR2021年10月号)、(CIR2021年11月号)、(CIR2021年12月号)、(CIR2022年1月.号)、(CIR2022年2月号)、(CIR2022年3月号)、(CIR2022年4月号)、(CIR2022年5月号)、(CIR2022年6月号)、(CIR2022年7月号)、(CIR2022年8月号)、(CIR2022年9月号)、(CIR2022年10月号)、(CIR2022年11月号)、(CIR2022年12月号)、(CIR2023年1月号)、(CIR2023年2月号)
ブランカート・クチーナ・シチリアーナ”シリーズ
スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズ
『スーゴとソース』
『ハリーズ・バー』
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]
===================================
0 件のコメント:
コメントを投稿