2020年2月10日月曜日

シチリアのバロックなビスコット、ブッチェッラート



紹介してきた2冊の本、オステリエ・ディ・イタリア新版

は、スローフードのメンバーのトスカーナのオステリアのメニューを通して、トスカーナの伝統の暮らしにふれたような、とても内容の濃い本でした。
さらに

ルフィーノのトスカーナ』は、

トスカーナ料理の傑作として後世に残るような大作。

地方料理の本は地方の文化と伝統を紹介するものがほとんどですが、節約精神に満ちたトスカーナ料理の話をする時、家庭料理の話は不可避。
子供の頃の家庭料理がこんなにおもしろいのか、おばあちゃんのレシピのホームメードケーキって、なんて美味しそうなんだろう、
ということを久々に思い出しました。
そして1冊の本を思い出しました。
マンマミーア』です。
その名の通り、家庭料理の本。
家族の写真が満載の異色の料理書ですが、イタリア人のおばあちゃんがいない私でも、イタリアの家庭って暖かそうだなあ、と思える本です。
特にドルチェはお誕生日のケーキとか、家族の特別な日の思い出と重なって、古い写真がとても魅力的。

カントゥッチーニについては、こう書いてありました・・・。
紅茶とお菓子の儀式は、カントゥッチーニの場合は美味しい甘口ワインと組み合わせる。
ワインは、日曜日の雰囲気を温めてくれるならヴィン・サントでなくてもいい。

もし毎週やってくる友達がいるのなら、先週のものを少し残しておけばよい・・・。
突然の来客用のビスコッティだったんですね。


今日からは話題が変わって「総合解説」から、シチリアのドルチェ。
ブッチェッラートbuccellatoです。
聞いたことのない名前ですが、一目見ると、忘れられなくなるインパクトがあります。

シチリアのクリスマスのビスコットだそうですが、トスカーナの質実剛健なビスコットの後だと、眩しいくらい華やか。

ブッチェッラート


シチリアのドルチェのこの華やかさは、シチリア人の特性でしょうか。
何ができるのか、ワクワクしますね。
このようなシチリアのドルチェは、よくバロックなドルチェと形容されます。

詳しいリチェッタは「総合解説」2018年1/2月号、P.32をご覧ください。
このドルチェは、最後の仕上げて、あっと驚くどんでん返し。
初めてみた時はどうやって作るのかわからなくて、魔法なのかと思いましたよ。

シチリアバロック


シチリアは、バロックというテーマで旅をするととても興味深い島です。
パレルモにも傑作が多数あります。
シチリアのドルチェというテーマは、もっと興味深いはず。


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総合解説

オステリエ・ディ・イタリア新版

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