2025年12月3日水曜日

メッツィ・パッケリを調べていたら、ナポリ人の筋付きパスタ、パスタ・リガーテの好みが分かった。

今日の(CIR)の料理は、やや上級編のパスタ。
“フリッジテッリのペースト、ブッラータ、ペペローニ・クルスキのパスタ・ティエビダ”です。
リチェッタの日本語訳と写真は、(CIR)P.5。
パスタは、カンパーニアのメッツィ・パッケリです。上級なところはソースに使われている食材。
地中海風メッツィ・パッケリ。
メッツィ・パッケリは半分のパッケリということ。下の動画のリチェッタはパッケリのナポリ風。

パッケリは詰め物をして揚げたり、立ててオーブン焼きにしたり、

筋付きのリガーティタイプも。

ところで、スローフードのスクオラ・ディ・クチーナシリーズの『パスタ・エ・スーゴ』
によると、
パッケリは乾麺の大型ショートパスタ。このタイプのパスタは、ソースに合わせて考え出されました。ソースは、そもそも地元の手軽に入る食材を使うのが鉄則。このパスタならナポリ風ラグーが合います。パスタの窪みや穴にソースが絡みやすくするために、トマトを使うのも特徴。ナポリのこだわりなのか、ナポリでは筋付きパスタより筋がないパスタ・リッシが人気で、筋付きはオーブン焼きのみに使います。パッケリは濃くて味の濃いソースに合わせます。

まずフリッジテッリはカンパーニアの辛くない唐辛子。ブッラータはプーリアのチーズ、ペペローニ・クルスキはバジリカータの天日干しした大型の唐辛子。

フリッジテッリ。

ペペローニ・クルスキ。


南イタリアならではの極上の食材を使ったパスタなのでした。

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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』という地方料理の本としては最高の雑誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。

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メッツィ・パッケリを調べていたら、ナポリ人の筋付きパスタ、パスタ・リガーテの好みが分かった。

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