彼の生涯を解説する動画もたくさんあります。
とにかくプーリアに行くなら、フェデリコ2世のことはちょっとは知っておいたほうがいいです。で、(CIR)のプーリアのグルメガイドの記事には皇帝に忠実だった街、とアンドリアのことを紹介しています。
アンドリアはブッラータの産地。
モッツァレラを味わいにカンパーニアやナポリに行ったことのある人なら、フレッシュチーズのブッラータも本場で味わってみたいはず。
アンドリアのブッラータ。
私が初めてアンドリアに行った時は、ブッラータとはどうやって作るチーズなのか、何も知らずに行きました。名前からしてバター味のあるモッツァレラだろうというイメージ。ただ、仕事柄、グランシェフたちが仕入れるすごくおいしいブッラータを作るチーズ専門店がアンドリアという町にある、と知り、その店に直行したのです。いや、正直言って、ブッラータの作り方ぐらい知っとけばよかったなあ、と今なら思います。そうすれば地元民でぎゅうぎゅうのあの人気店の中で、あんなに恥ずかしい思いはしなかったでしょう。
とにかく、モッツァレラとブッラータの違いも知らなかった私は、ブッラータの注文は、モッツァレラを注文するみたいにすればいいじゃん、と、気軽に、ちょっとぼーっとして店のショーケースを眺めていました。ん?すぐに気が付きました。ブッラータがないじゃん。ブッラータ1個ください、とつたないイタリア語で言えば注文完了だと思っていた私は、その時、初めて、これはちょっと違うかも・・と気が付きました。しかもその店は、グランシェフ御用達の素晴らしいチーズを作る店。店員というよりベテランの職人風のおじさんが対応してくれるようです。店内に観光客と思しき人は一人もいなくて、すべてバリバリ地元の南イタリアのおばちゃん、おじちゃんたち。私が注文する番がきて、彼らはみんな、好奇心に満ちた目で、このアジアの女の子が何を注文するのか注目していました。ミラノやローマの世界中から来たお上りさんの観光客相手の店しか知らない私は、気づいた途端に身がすくんで、ひえ~、怖い~。
アンドリアのブッラータ。モッツァレラとブッラータの違いぐらいは知っておけばよかった・・・。
アンドリアに行く前に、というかアンドリアの有名チーズ屋に行く前に知っておきたいこと。続きは次回。
果たしてブッラータの注文できるのでしょうか。
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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
『春・夏・秋・冬』
【地方料理、シリーズ】
new 『イジニオ・マッサーリ』
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価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。
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