“プーリアのパン、ワイン、魚を巡る旅”の記事の日本語訳と写真はP.16。
私の南イタリアとの出会いは、まずカンパーニアのナポリ、カプリ、アマルフィと、ゴージャスで世界的なバカンス地から入りました。世界中の観光客にもまれるお上りさん丸出しのルートですが、初めて足を踏み入れた南イタリアは、それでもかなり北とは別世界で、ディープな体験でした。シチリアを経由してさらにディープな世界に浸り、その面白さにかなり慣れてきたころ、いよいよプーリアに足を踏み入れます。最大の目的は、おいしいと評判の店のブッラータを食べることでした。でも、着いて24時間経った頃には、ここはシチリアよりもっとディープな地だということに気が付きました。ミラノやローマに慣れていた身には、刺激強すぎて、人間が熱すぎて、毎日ぐったりで、でも料理はすんごく美味しくて、オリーブオイルが合ったのかお肌が艶々になって、ロゼワインばかり飲みだして、もうかなりはまってしまいました。という訳で、プーリアにはいい思い出しかないのでした。
記事に出てくるプーリアの大聖堂の女王と呼ばれるプーリアのロマネスク建築の代表、トラ―ニのバジリカータ・デッラ・べアータ・マリア・ヴェルジネ・アッスンタ教会の市民の行列。
この光景は、北とはかなり雰囲気が違う、超南イタリア。
この城は、プーリアの名君、フェデリコ2世の偉業の1つ。彼はローマ皇帝でとても知的な人物。文化や芸術の普及に力を注ぎ、教会権力に対抗し、カリスマ性の高い人でした。
プーリアの産物とフェデリコ2世はプーリアの宝。
オレッキエッテやブッラータのことは知ってましたが、フェデリコ2世のことは、何も知らないでプーリアに足を踏み入れてしまいました。ところが、観光地はどこに行ってもフェデリコ2世由来のものばかり。彼のことを知らないと、謎だらけでプーリアが何も分からない、という訳で、プーリアに行く前にフェデリコ2世のことはちょっとは知っておいた方がいいでしょう。
フェデリコ2世が愛した街、アンドリア。
国立公園にもなっているアルタ・ムルジャ地方の旅。
ムルゲ地方は石灰岩層の上にある台地。
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週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
週末はクレアパッソのお薦め本の紹介。
『スッド・グランデ・クチーナ(南伊・山・海)』
『春・夏・秋・冬』
【地方料理、シリーズ】
new 『イジニオ・マッサーリ』
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(hpはシステムのトラブルで長期間更新していませんでしたが、サーバーが終了するようなので、今月で閉鎖しました。ブログは残ります。)最新情報はすべてブログでお知らせします。
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