2025年2月20日木曜日

牛肉が主役のピエモンテのランゲ地方から、今度は豚肉が主役のエミリア・ロマーニャのヴァル・ティドーネ地方のピアチェンツァ。両者はたいして離れてないけど、共通項は“北“イタリア。

(CIR10月号)のシェフは、ピアチェンツァのイサ・マッツォッキシェフ。
ピアチェンツァは、たま~に聞くけど、行ったことないなあ。たしか、エミリア・ロマーニャ州の街。

ピアチェンツァは北イタリアの街。ミラノからわずか78㎞だけ南にある。でも、きのうまで取り上げていたピエモンテのランゲ地方とは、明らかに違う文化の街。ポー河に面しています。
個性豊かな食文化の街が多くて、食でイタリアを巡るのは楽しい。

ピアチェンツァ

ヴァル・ティドーネ地方にある街。
ヴァル・ティドーネ。

ピアチェンツァの特産物
中でも、パンツェッタなどのサルーミ類、ピザレイ・エ・ファゾイ、バッカラのピアツェンツァ風あたりが有名。

ピアチェンツァDOPのサルーミ。
パンチェッタもこの地方の名物。

ピエモンテで牛肉の扱い方を見て、この人たちこそ肉食~と感じたものだけど、ピアチェンツァのサルーミを見てると、豚肉を扱わせるならやっぱりランゴバルド系、ゲルマン系と感じてしまう。

久々の北イタリアの話題ですが、寒くなると、イタリアの食の中心地はどんどん北に移る。

イサ・マッツォッキは2021年ミシュランのベスト女性シェフに選ばれた人。リストランテ・ラ・パルタのシェフ。ピアチェンツァとヴァル・ティドーネ地方のは親密な結びつきを料理で表す人。

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(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

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イタリアの田舎の祭りの日は、豚のカロリーが蓄えられている脂肪と貴重なたんぱく質の赤身を味わうことができる幸せな日だった。文化や気候が多様なイタリアではその伝統を映し出す多様なサルーミが生まれた。

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