イタリアを象徴する歴史的食材の話、お題はパスタ・セッカ。
パスタ・セッカはもちろんイタリア人が世界に誇る食べ物ですが、その根底にあるのは、硬質小麦です。硬質小麦も、イタリアが世界に誇る穀物です。
硬質小麦と軟質小麦の区別は1900年代初めに導入された。
多分、日本に住んでる限り、両者の違いなんて意識する人はあまりいないかも。
最も一般的なパンに使われる00タイプの小麦粉が代表的な軟質小麦粉。
硬質小麦からは若干大粒のセーモラsemolaをつくった。
セーモラはパスタ・セッカの原料になり、南イタリアでは生パスタ、パスタ・フレスカもセーモラで作った。セーモラのパンは黄色みが強く、味も独特だった。
硬質小麦のパン
硬質か軟質かという議論の前に、小麦と大麦の違いは、なんてことも知らなかった・・・。
小麦畑の前で話してるのかと思ったら大麦畑でした。
彼の背景にあるのは軟質小麦の畑。
小麦の話は、果てしなく深くてどこまでも広がります。
ちゃちゃっと説明するのは不可能なので、とりあえずは、古代小麦の話から始めてみましょうか。
古代小麦
古代小麦から農業の未来は生まれる、とまで言われますが、かつてイタリアでは、小麦が消滅する前に救い出して再び栽培しようという試みが行われていました。
生き残った小麦の主なものは、ジェンティル・ロッソ、セナトーレ・カッぺッリ、ピッコロ・ファッロ(またはモノコッコ、ヒトツブコムギ)、ファッロ・スベルタです。
小麦の話をするにはまず、小麦のおばあちゃん、ファッロのことを知らなくては。
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