2021年1月26日火曜日

世界のパスタ産業をリードするバリラが何か思いつくと、世界中が影響される。

今日はバリラの話。
今月の「総合解説」P.13の記事の解説です。

言うまでもなく世界のパスタ産業をリードする、イタリアの家族経営の巨大グループ企業。
そのルーツは、1877年に ピエトロ・バリラがパルマで初めた小さなパンとパスタの店。
その後、グループが巨大になるに連れ、ピエトロは理想化され、もはや伝説の人物。

ピエトロは、パスタ業界に働きかけて、1967年にパスタの原料は硬質小麦のみ、という法律を制定させた人。

バリラの最新の野心作は3Dパスタ。
面白いけど、人の手のぬくもりを全く感じさせないパスタ。

こんなパスタを作る一方で、バリラのパスタに使う卵の80%は放し飼いの鶏の卵だったり、
アート・オブ・パスタ世界選手権を主催して、料理人に世界最高峰の腕前を競う場を提供している。



ライバル、ディ・チェコ社の地方料理のパスタの本、パスタ・ヴィアッジョ・イン・イタリア

アルティジャナーレのパスタの象徴、グラニャーノの代表的パスタメーカーの本、

そういえば、近所のスーパーではバリラのパスタが姿を消して、代わりにグラニャーノのパスタを売っている。
値段は高いけど、近所のスーパーで買うレベルじゃない美味しさ。ありがたやー。

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バッカラはノルウェーとイタリアを結ぶ干物貿易の主役で、この航路は1450年作成の世界地図にも記載されるほど重要でした。

(CIR12月号)によると、ヴィチェンツァでは、この料理はCが1つなんだそうです。普通はバッカラはbaccalàでも、ヴィツェンツァでは、Cがひとつのバカラ。んなばかな、と思ったけど、地元のこの料理の専門家たちは、C一つで呼んでました。会の名前の刺繍もC一つ。リチェッタはP.11...