2022年4月17日日曜日

パスタ・ンカッシャーテは、シチリアのお母さんの愛情が詰まったオリンポスの神々向きパスタ。

シチリアのパスタ・ンカッシャータは、オリンポスの神々に出すくらいのボリュームで、敏腕警部の推理にも影響を与えるくらい複雑な味のオーブン焼きパスタ。メッシーナのお母さんたちの愛情と料理の腕が詰まっています。リッチな肉のラグーが入るのはメッシーナ地方独特で、その他の地方では、トマトソースを使います。
詳しいリチェッタは(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ7月号P.22)にあります。
パスタを揚げたナスとラグーであえて、溶けると糸を引くタイプのチーズ、サラミ、ゆで卵などを加えてオーブンで焼きます。
下の動画の人はこれで6人前だと言ってます。
オリンポスの神々向きで、人間向きじゃないけど・・・。
たくさん食べれる若い頃に出会いたかった料理だなあ。


シチリアにはティンバッロというオーブン焼きパスタの伝統があります。
もっと気軽な人間向きのオーブン焼きにするパスタの定番はアネッレッティanelletti。
リチェッタは次回に。
シチリア料理のお勧め本、お手軽な4冊のシリーズ本、
“アネッレッティ・アル・フォルノ”



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