2022年1月19日水曜日

ナポリの食材を使わないと、イタリアでも美味しいピッツァはできないけど、パイ生地でもピッツェッタは美味しい。

今日のお題はピッツェッタpizzetta。
その名の通り、小さなピッツァ。
ナポリでピッツァを初めて食べた時も衝撃だったけど、このピッツェッタを食べた時も、かなりのインパクトでした。
ピッツァ1枚分のうまみが、あの小さくてかわいいミニピッツァに凝縮されていたのです。
私が食べたのは、ミラノのパン屋のピッツェッタでした。
そういえば、イタリアで食べたピッツァで美味しいと思ったのは、ナポリとプーリアのバリだけでした。あと、ジェノバのフォカッチャ。むしろ、ナポリ以外で食べるピッツァは全然別物で、びっくりしたものです。
ナポリではピッツェッタには無数のバリエーションがあり、気軽に食べれるビュッフェやバールの1品。
でも、その気軽さを阻んでいるのがパン生地作り。


今回の(CIR)のリチェッタは、パン生地ではなく、市販のパイ生地でピッツェッタを作ります(リチェッタはP.3)。
トッピングはモルタデッラ、ストラッチャテッラ、トマトソース。どれも簡単に本格的なピッツァになる食材です。
トマトソースとモッツァレッラがあれば、パイ生地でもナポリの味のピッツェッテになっちゃうんです。

パイ生地のピッツェッテ↓

下の動画で最初に食べているのはスカルペッタ・アル・ラグー。
トマトソースの食べ方としては画期的。
しかもこのソース、日曜日の御馳走のパスタ用の特別なソース。
パンですくって食べると一段と美味しそうに見える。


スカルパピエッロはナポリのスペイン地区の靴職人の間で流行った食べ方と言い伝えられている、ナポリの代表的なトマトソース。
このお題、次回に続きます。

おまけの動画、ピッツァ・ショー・ナポリのピッツァ/シーズン2。エピソード9。
なんじゃこりゃ。すごいお金をかけて詳細に取材した壮大な番組。



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