2022年1月13日木曜日

チェラスオロ・ディ・ビットリアは、シチリア唯一のDOCGワインで別名シチリアのピノ・ノワール、シチリア料理によく合うのでシチリア料理のクイーンだって。

今日のお題は、(CIR/クチーナ・イタリアーナ・レジョナーレ)4月号から、イタリアワインです。
今月のワインは、“チェラスオロ・ディ・ビットリアCerasuolo di Vittoria”。
ビットリアは、ラグーザ県にあるシチリアのコムーネ。

ラグーザはどこを取っても絵に描いたように美しいシチリアのバロックの街です。

バロックの街、モディカとラグーザはライバル同士の隣町。

チェラスオロ・ディ・ビットリアはシチリア唯一のDOCG。
ネロ・ダーボラとフラッパートというシチリアの品種のぶどうをブレンドした赤ワインです。

アブルッツォのロゼワインとしても知られているのですが、今回はアブルッツォワインのことはきれいさっぱり忘れておかないとこんがらかります。

プラネタのビットリアのワイナリー。

シチリアと一口に言っても広い島なので場所によってワインの個性は大幅に違います。
地域ごとの特製は、島の各地にワイナリーをもっている大手のメーカーならよく把握しているはず。プラネタのシチリア各地の畑。

プラネタのチェラスオロ・ディ・ビットリアはツナとトマトのソースにぴったりだそうです。
下の動画はメンフィのプラネタが経営するリゾートホテル、フォレステリアのぶどう畑を見渡すテラスで、プラネタのリチェッタのカポナータと合わせています。チェラスオロ・ディ・ビットリアはシチリアのピノ・ノワールとも呼ばれるワインですが、冷やして夏のアペリティーボにしてもOK。とてもシチリア的なワインなので、シチリア料理にはよく合います。


はシチリア料理の本としても素晴らしい。カポナータのリチェッタももちろんあります。


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