今日のお題は本、
『グランディ・クラシチ』です。
イタリア料理の定番を集めて1冊にぎゅっとまとめた、シンプルだけど読みやすい本。
「総合解説」では肉のセコンド・ピアットを訳しました。
この本のリチェッタの訳しやすさは素晴らしい!
イタリア語初心者に優しい本で、お薦めです。
と言っていたのですが、とうとうこの本も売り切れのようです。
いい本ほどすぐ売り切れるイタリアでは、売り切れは内容の良さの証明。
今後は中古品になりますが、注文があれば探しますので、イタリア時間でのんびり待てる、という方は、ぜひご利用ください。
訳したリチェッタの1つ、鶏のレンガ焼き。
↓
確か昔はアッラ・ディアヴォラと読んでいた料理ですよね。
うさぎのイスキア風も、イタリア料理の定番。
↓
よく聞くけど、食べたことなかったなあ。
そういえば、ゴリツィア風グーラッシュもよく聞くけど食べたことない料理。
↓
ゴリツィアという名前が登場することも稀です。
フリウリ=ヴェネチア・ジューリア州の街。
異国情緒に溢れた国境の町。
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『グランティ・クラシチ』のリチェッタの日本語訳
「総合解説」2016年5月号に載っています。
「書籍リスト」
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2 件のコメント:
お久しぶりです。懐かしい料理が二つ並んでいたので。まずイスキアのウサギ料理。イスキアにナポリのイタリア人家族とヴァカンスの家を借りてひと夏過ごした時、隣の大家さんが8月15日フェラゴストの日に作って持ってきてくれました。大家さんがワイン畑を持っていて白ワインは毎日飲み放題(幸せな夏でした)、その白ワインで煮込んだウサギ。骨が多い鶏肉の様でしたがおいしかったです。グーラシュ。プラハで一酸化炭素中毒で4日間入院した時、看護師のおじさんが病院食にアルミ製のボールに冷えたグーラシュを入れて毎食持ってきて、食べないと怒られました。日本に帰ってからハンガリー料理のお店で温かいグーラシュを食べたらとてもおいしかったけど記憶が蘇りやはり食は進みませんでした。
italiamama さんですよね。
お久しぶりです。
バカンスから戻られましたか。
イスキアのうさぎ、骨が多い鶏肉ですか。食べてみたいなあ。
ワイン畑を持ってる大家さんが欲しい。
プラハの冷えたグーラッシュも、一酸化炭素中毒も、看護師のおじさんも、つっこみどころ満載でんなあ。
プラハのグーラッシュはダンプリングが添えてあるやつかな。
そういえば、フウウリに住む友達と電車でプラハに行ったことがあったのを思い出しました!!
昔すぎて忘れてたー。
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