2025年6月9日月曜日

雪遊びの後に温かい家に戻って飲むのはホットワイン。アルプスで飲んでみたいなあ。

(CIR)のピッツォッケリの記事をきっかけに、高山地帯の食生活をおさらいしましたが、次の記事は“雪遊びの後に温かい家で食べるチェーナです(汗)。都会の丘の上に住んでると、あまり体験できない状況だけど、なかなか興味深い料理が並んでいました。
まずは、ホットワインです。
はっきり言って、飲んだことないけど、どんなものか興味はある。

ヴィン・ブリュレはイタリア語ではヴィン・カルドvin caldo。
日本語のリチェッタはP.17。

冬山の飲み物の割には柑橘果実入りという、冬山で柑橘果実というのは冷静に考えるとなかなかのご馳走。
上の動画はみかん2個の皮のすりおろし、皮をむいたみかん1個の実、クローブ5個を刺したみかん1個、レモン1個の皮のすりおろし、半分に切ったレモン1個、シナモン1本、長さ3㎝に切って皮をむいて半分に切ったしょうが、砂糖150g、赤ワイン2本を弱火で熱して濾す。
(CIR)のリチェッタは仕上げにキルシュでフランベします。

冬山に暮らす人が海辺のシチリア人に嫉妬に満ちて勧めるホットワイン。

まず必用なのはフルボディーの赤ワイン。彼が選んだのは地元トレンティーノ・アルト・アディジェ(スッドチロル)のテロルデゴ。さらにレモンとオレンジの皮、ナツメグ、スターアニス、クローブ、シナモンスティック、黒こしょう、これらを鍋に入れ熱し、フランベしてアルコール分を飛ばし、濾してカップに注ぎます。
ちょっと震えながらヴィン・ブリュレをズズっとすすると温まって、思わずニコっと笑っちゃうよね。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

2025年6月7日土曜日

アルプスの魚と言えば、食糧不足対策のために淡水に放流されたコレゴ―ネ。湖にいます。アルプスでイカのピッツォッケリと言えば、かなりセンセーショナルな料理。

(CIR2月号)の記事をベースに、ピッツォッケリの話をしてます。

ピッツォッケリ

上の動画の麺の材料は、
石臼挽きの0番の軟質小麦粉・・100g
50℃の水・・285g
石臼挽きのそば粉・・400g

・ボールに2種類の粉を混ぜて水を加える。
・台に移してこね。滑らかな柔らかすぎない生地にする。
・麺棒で厚さ2~3㎜に伸ばして幅7㎝程度に切り、切った生地を重ねて幅0.5~1㎝に切る。

ピッツォッケリの本場はヴァルテッリ―ナのテーリオ。


(CIR)の日本語のリチェッタは、P.14~。
さらにリチェッタはピッツォッケリのバリエーション。
“ひよこ豆とイカのピッツォッケリ”といった魚のソースもありました。
ちなみに、アルプスでは魚は捕れないよねー。
そもそも、アルプスの魚の代表は19世紀後半に食料不足を補うために湖など淡水に放流されたコレゴ―ネという魚。

湖でのコレゴ―ネ釣り

かなり衝撃的なリチェッタだったようで、雑書見て再現してユーチューブにアップする人までいました。ヴァルテッリ―ナとアドリア海の融合と言ってます。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

2025年6月6日金曜日

山の暮らしに欠かせない家畜、牛。バターやチーズは現金収入になった。スイスからは牛だけでなく、パティシエもやってきた。

イタリア料理の2つの柱、地中海料理とアルプスの料理。山の料理の特徴は、気候と物流が困難という厳しい環境で、手に入るわずかな材料で作る人間と自然の結びつきを象徴する料理。
ピッツォッケリの話をする前に、そばやライ麦など、山の料理に欠かせない食材の話をしました。
そもそも、太陽と野菜などの栽培に適した豊かな土壌に恵まれた地中海地方と、正反対の高山地方。イタリアの北と南には大きな違いがあります。山の生活には、南とはまったく違う食生活がベースにあることが大前提。
山の暮らしに欠かせない家畜は牛です。山の民は大部分が牛を飼育して暮らしていました。まれに山羊も飼いました。牛のミルクからはバターやチーズ、リコッタを作りました。肉用ではなく、チーズを売って現金収入を得ました。牛肉は山の料理には登場しませんでした。雌牛や雌鶏が病気や老いて死んだ時だけ、食卓に登場しました。豚を飼育できるのは裕福な家庭だけで、しかも1年に1頭でした。貴重な動物性タンパク質はラルドとラードからとりました。
山の食文化は山脈でつながっています。酪農業はスイスの影響を受けています。

スイスから伝わった品種、ブルーノ・アルピーナ種。

ブルーナ・アルピーナのミルクから作るチーズ、バゴッス。

スイスからは牛だけでなくパティシエもやってきました。彼らはまずベネチアに移り住み、そこからイタリア各地に散らばってジェラートなどを広めました。
16世紀のベルガモの羊飼いはレンネットの使用方法をスイス西部の羊飼いから学んで高山地域全体に広め、それにより、ヴァッレ・ダオスタのフォンティーナが生まれました。

ヴァッレ・ダオスタのフォンティーナ


山のライフスタイルは、古い山の伝統と自然が結びついたサステナブルな食生活で、山の地元の生産者が作る産物を使い、温室の野菜や柑橘果実、オリーブオイルはない。
それではピッツォッケリの話に戻ります。テーマはピッツォッケリのバリエーション。

ヴァルテッリ―ナ風ピッツォッケリ。

日本語のリチェッタは(CIR2月号)P.14にありますが、上の動画では
材料/
そば粉・・250g
キャベツ・・200g
じゃがいも・・240g
カゼーラチーズ・・180g
グラナ・・40g
バター・・80g
にんにく、塩

・じゃがいもを角切りにして塩ゆでする。
・キャベツは硬い葉脈を取り除いて薄く切る。
・これらとピッツォッケリを熱湯でゆでる。
・水気を切って取り出し、皮を取って薄く切ったチーズを加える。おろしたグラナを散らす。
・バターとにんにくを熱してかける。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

2025年6月5日木曜日

一年に一度、冬の初めに焼いて一年かけて食べたのが山のライ麦パン。

(CIR2月号)のリチェッタ、“ピッツォッケリ”の話の前に、イタリアの山の食事について考察しています。
ピツォッケリはヴァルテッリ―ナのそば粉のタリアテッレ。
高山地帯、ヴァッレ・ダオスタやアルト・アディジェの最も一般的な食事は大麦のミネストラとライ麦のパンだそうです。
ライ麦パンは別名黒パン。質素なイメージですが、実際は祭りの食べ物で、年に数回しか作らなかった。ピエモンテとヴァッレ・ダオスタの多くの村では、20世紀初めまで、パン造りは冬の初めの一日がけの仕事だった。質素な穀物の粉に栗、種、ドライフルーツなどを加えて家庭で作った。穀物は高地で一番普及している穀物、主にライ麦で作った。
最初の数日はフレスコで食べた。その後は1年かけて納屋で乾かし、パンコットなどにして食べた。

ヴァルテッリ―ナのライ麦

ライ麦パン

材料/
ライ麦粉・・350g
小麦粉・・150g
クミン・・大さじ1
塩・・小さじ1
砂糖・小さじ1

・ライ麦粉、小麦粉、クミンを混ぜる。
・ぬるま湯480gを2つに分け、一方には塩と生イースト19gを加える。もう一方には砂糖小さじ1を加える。
・粉と水を混ぜる。
・室温で1時間半から2時間発酵させる。
・1個70gに切り分けて丸め、約20分休ませる。
・210℃のオーブンで約20分焼く。

ライ麦粉の特性


ピッツォッケリはそば粉の料理でした。
そば粉の話に戻ると、そば粉はでんぷんが豊富で脂肪が少なく、グルテンはほんどない粉。もっとも栄養価が高い小麦粉と比べてアミノ酸の量が多く、色は黒ずんでいてアロマがある。ドルチェにも使えてボディーがある生地。チーズや野菜と相性がよい。高タンパクなのでアスリートむき。
次は山の牛乳の話です。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

2025年6月4日水曜日

地中海と山の料理どちらも欠かせないのがイタリア料理。そばは十字軍によってヨーロッパに伝わったとされる穀物。

(CIR2月号)のリチェッタから、今日の記事は“ピッツォッケリ”です。
日本語訳はP.14。
ヴァルテッリ―ナ名物のそば粉のタリアテッレ。

ヴァルテッリ―ナ

そもそもヴァルテッリ―ナはピエモンテ。
ヴァルは渓谷のこと。
山の生活は渓谷単位。食文化も山脈でつながっていました。
高山地方は山脈でつながり、それと同時に山脈で分断されていました。
高山地方は厳しい気候と痩せた土壌、物流が困難。そんな地域ではわずかな材料で作る本質的で個性的な人間と自然の結びつきを象徴する料理が生まれました。
イタリア料理の半分は地中海料理がベースですが、後の半分は高山地帯。
イタリアの高山地方の料理を知ることは、イタリア料理を知ることにもつながります。

山の料理と言えばポレンタ。でも、とうもろこしが渓谷に届いたのは18世紀半ばのこと。18世紀にはじゃがいもも登場します。寒さに強く、長期間保存できて山の土壌に適応したじゃがいもは、もっとも栽培量の多い野菜として広まりました。高地で一番普及している穀物はライムギ。そばが日本に広まった経緯などは全然知りませんが、縄文時代からあったようですね。でも、別に日本独自のものではありません。
イタリアでは、ソバの歴史はアラブと、というか、十字軍と結びついていると考えられています。イタリア語でそばは“サラセンの麦grano saraceno”と言います。サラセンとはアラブ人のこと。

イタリアのそば。


十字軍がソバを伝える一方、南米原産のとうもろこしはスペイン人の地主が広めました。寒さに強い品種が開発されると北にも広まりますが、北の一般的な食事は大麦のミネストラとライ麦のパンでした。

トレントの大麦のミネストラMinestra d'orzo trentina

材料/4人分
大麦・・160g
スペック・・100g
玉ねぎ・・1個
ブロード・ディ・カルネ・・1ℓ
バター・・40g
にんじん・・1本
セロリ・・1/2本
じゃがいも・・1個
シブレット
タイム・・2枝
塩、こしょう

・玉ねぎをみじん切りにしてバターでしんなり炒める。
・小角切りにしたスペック(脂身)を加えて炒める。
・にんじんとセロリをみじん切りにして鍋に入れ、しんなり炒める。
・タイムの小枝を加える。
・刻んだじゃがいもを加えてなじませ、大麦を加えて炒める。
・ブロードをかけて10分煮る。
・拍子木に切ったスペック(赤身)を加えて30分煮る。
・皿に注ぎ、シブレットのみじん切りを散らす。

大麦は小麦の代用品。小麦より厳しい環境でも育つ。
次はライムギパンの話。
その背後には壮絶な山の暮らしがありました。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

2025年6月3日火曜日

ミラノの名物料理、モンデギリはスペイン語系アラビア語のミートボールのこと。他の町のミートボールと違って牛肉から作ります。ミラノが舞台のイタリアの国民的文学『いいなずけ』にも出てきます。格式高いミートボールなのです。

今日の料理は(CIR2023年2月号)から、“モンデギリ”です。
ミラノの庶民的伝統料理。

グイド・トンマージの地方料理シリーズの『クチーナ・ミラネーゼ』

には、モンデギリはローストやボッリートの残りの部位と乾いたパンの切れ端から作る傑作ミートボール、とあります。さらに、イタリア各地にある伝統的なミートボールとは違い、牛肉から作るのだそうです。イタリアの国民的文学と呼ばれ、ミラノの恋人たちが主役のマンゾーニの『いいなずけ』にも登場します。読んだことないけど。

モンデギリ


(CIR2月号)の“モンデギリ”の日本語のリチェッタはP.10にあります。

そもそもモンデギリという名前は、(CIR1月号)のグルメガイドの記事、“ベッキア・ミラノ”によると、この料理はミラノの最も古い地区、スペインの壁の内側で生まれた料理で、語源はスペイン語系アラビア語のミートボール、albondigaだそうです。これはもうお手上げ。ミラノがスペインに占領された時にスペイン経由でミラノに伝わりました。

『クチーナ・ミラネーゼのモンデギリ』
材料;
適度に脂身のある子牛肉・・400g
卵・・1個
乾いたパン・・100g
パン粉
牛乳・・1カップ
にんじん・・1本
じゃがいも・・1個
玉ねぎ・・1個
にんにく・・1/2かけ
ナツメグ
おろしたロディジャーノ・・40g
バター、EVオリーブオイル・・大さじ2
塩、こしょう

■肉と野菜を2時間ゆでる。柔らかくなったら鍋から取り出して冷まし、小さく切って野菜、にんにく、牛乳で柔らかくしたパンと一緒に挽く。
■卵、ロディジャーノ、ナツメグ、塩、こしょうを加える。
■直径4㎝程度に丸めて端を掌で平らにし、パン粉をつけて油とバターで片面1分ずつきつね色に焼く。
※肉をゆでた後のブロードは取っておいてミネストラやリゾットなどほかの料理に使う。

どうやらモンデギリのベースはボッリート。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

2025年6月2日月曜日

にんにくとアンチョビ入りヴィネグレットが定番のローマ風プンタレッレのサラダを、若者はオレンジとグラナ・パダーノで調味。

U30の料理、今日は伝統料理のアレンジ編です。
まずは“”プンタレッレとオレンジのサラダ”。

プンタレッレは複数形が基本のローマの野菜。(CIR2月号)の記事でも取り上げられている野菜、カタローニャの花条。野生のチコーリアの一種で、冬が旬の野菜です。

ローマ風プンタレッレのサラダ。定番の味付けは、オリーブオイル、レモン汁、にんにく、唐辛子、アンチョビ。

プンタレッレのサラダと言えば、アンチョビ入りビネグレットをかけるのが定番。にんにくとアンチョビ風味というのがローマ発の長年の伝統です。
でも、伝統にとらわれないU30の若者は、もっと自由な発想で調味します。(CIR2月号P.8)のリチェッタは“プンタレッレとオレンジのサラダ”。

プンタレッレとオレンジのサラダ。

さらに、新年の料理に欠かせない食材、レンズ豆は、シュトルーデルにします。

さらにブラザートはブルーベリー風味、クリーミーピューレ添え。ピューレがポテポテじゃなくてクリーム状になるだけで、すごくモダン。
伝統のあるリチェッタも、何のためらいもなくアレンジする勢いのある若いセンスもいいですねえ。

=================================
(CIR)は『クチーナ・イタリアーナ』と『サーレ・エ・ペペ』という2冊のイタリア料理の月刊誌のリチェッタと記事を日本語に翻訳した約50ページの小冊子です。イタリアの地方料理の本としては最高の雑誌です。
(CIR)は2冊の雑誌を毎月日本語に翻訳している力作です。イタリア発の地方料理の情報は、昔の有名書籍が売り切れて入手困難になっている昨今ではとても貴重です。
価格は1冊\900(税・送料込)、1年12冊の定期購読だと15%引きの\9200(税・送料込)になります。紙版と、ネット上にupするPDF版があります。PDF版の価格は\800/号、定期購読は\7700/1年12冊です。料理雑誌も販売しています。

現在、2023年の号を販売中です。それ以前の号と、旧総合解説はシステムの変更のため販売を終了しました。
現在販売中の定期購読は2023年版。
1冊のみの注文もできます。
古い雑誌や本は在庫を探しますのでご相談ください。
本以外のお問い合わせもお気軽にどうぞ。
雑誌と(CIR)併せて定期購読の場合は割引の特別価格になります。

ご注文の場合は、こちらのフォームからお願いします。
■本や(CIR)の購入方法

お問い合わせはお気軽に、こちらからどうぞ。

(下記のリンクがクリックできない時は左クリックして表示されたurlをクリックしてください)

===================================================
クレアパッソのブログは下記の3種類あります。
[creapasso.comへ戻る(hpはシステムのトラブルで長期間更新していません、あしからず)最新情報はすべてブログでお知らせします]

===================================

[creapasso.comへ戻る]
お問い合わせ
=====================================

柑橘果実と魚がベースのプリーモに合わせるワイン。

サーモンをベルガモットでマリネしてリゾットの具にした料理。 主役はベルガモットと言う柑橘果実。 カラブリアのベルガモット カラブリアのベルガモットは香水に使われている場合90%を占めているほど香水界隈では超有名。果実はなかなか美味しそうだけど、食用や飲用にはならない、つまり食べら...