5月1日は、イタリアでは、なぜか「空豆とペコリーノ祭り」が各地で開催されます。
この日はイタリア中の空豆の消費量がぐーんと増えるんだそうですよ。
イタリアの空豆のさやは長いですねえ。
畑の空豆
収穫したての空豆
そのまま皿へ, photo by Rita M.
チーズをカットするナイフだけ添えて、後は手でつまむ
アップでどうぞ
2007年の5月1日、ウンブリアの山の中の町、ノルチャで行われた空豆とペコリーノ祭りのちょっとした動画。
さやが長い!
さやに入った生の空豆とペコリーノ・ロマーノ、そして気軽な赤ワイン。
これはこの季節、イタリア中~南部ではどこでも見られる組み合わせ。
でもやはり、空豆とペコリーノと言えばローマの名物。
ペコリーノ・ロマーノはDOPチーズ。
2000年以上前から作られていて、世界で最も長い歴史のあるチーズの一つなんだそうです。
名前はロマーノでも、現在は大部分がサルデーニャ産。
ペコリーノ・ロマーノ管理組合のサイトに、生で食べるのとはちょっと違う空豆とペコリーノのリチェッタがありました(原文)。
空豆とペコリーノ Fave e pecorino
材料; さや入り空豆・・1kg チコーリアかルーコラ・・100g EVオリーブオイル・・大さじ4 塩、粗挽き黒こしょう 削った(または小角切りの)ペコリーノ・ロマーノ・・150g ・空豆をさやから出して熱湯で1分塩ゆでする。氷水に取って薄皮をむく。 ・空豆を油大さじ2で炒めて塩、こしょうをする。 ・チコーリア(またはルーコラ)を油大さじ2で炒めて塩、こしょうをする。 ・チコーリアを皿に盛り付けてペコリーノをのせ、その上を空豆で覆う。 |
ローマ情報のサイト、ROMA-O-MATICには、空豆のローマ風というリチェッタがありました(原文)
空豆のローマ風 Fave alla romana
材料; グアンチャーレかパンチェッタ・・80g ブロード・ディ・カルネ・・1カップ レタス オリーブオイル 塩、こしょう 白ワイン・・1/2カップ 玉ねぎ・・1個 空豆・・800g ・玉ねぎをオリーブオイルでソッフリットにし、グアンチャーレの小角切り、空豆、塩、こしょうを加えてなじませる。 ・ワイン、レタス、ブロードを加えて火を通す。 |
日本の空豆を生で食べると、イタリアのと同じ味がするんでしょうか。
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関連誌;『サーレ&ペペ』2006年4月号(クレアパッソで発売中)
空豆のリチェッタを含む「春野菜」の記事は「総合解説」P.10に載っています。
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2 件のコメント:
ノルチアの映像、衝撃!生空豆とペコリーノをかじるだけって、一体。バーニャカウダをやるために、実は有機野菜を取り寄せたのですが、すごく量が多くて一週間残り物を放置。空豆はそろそろ限界かと思ったので、作ってみます(もちろん簡単な方のレシピで)。ありがとうございます!あとは、ズッキーニとコールラビ、アーリーレッドがあるんですが、カポナータでも作るかなぁ、と。芸がない。
コールラビとは、欧米なもの食べてますねえ(笑)。カポナータ、おいしそう~。
この動画の人、ポケットに詰められるだけ空豆を詰め込んでるところが、スーパーの詰め放題の達人のおばちゃんみたい~。
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