2008年4月21日月曜日

ローマで最高のカルボナーラは?

プンタレッレのリチェッタ探しでローマ料理の情報をあれこれ見ていたら、こんな話を見つけました。

『ガンベロ・ロッソ』誌が、ローマで最高のカルボナーラというのを発表したんだそうです。

そしてその栄冠に輝いたのは、なんとチュニジア人のシェフ。
アンティコ・フォルノ・ロッショーリAntico Forno Roscioliの、Nabil Hadj Hassenさん、43歳。

カルボナーラを持つハッサンシェフ

17歳でイタリアに来て、最初の1年半はひたすら皿洗いをしていたそうで。

店はレストラン兼エノテーカで総菜も売っていて、カンポ・デ・フィオーリのそばにあります。
これはぜひ食べてみたいですねー。

Via dei Giubbonari
ロッショーリ, photo by Stefano

店の写真


この店は、近くでパン屋もやっています。

Gnammy :-)
ロッショーリの甘いパン, phtoto by Daniele Muscetta

スタッフたち
店のショーウインドー
店内
ロッショーリのカットピッツァはローマで一番おいしい、という人もいますよー。
ローマの定番、ピッツァ・ビアンカ


ランチ時はパスタやスップリなども出しているそうです。
詳細はhpで。


そして2位は、ラルカンジェロL’Arcangelo(hp)のインド人シェフ。

このニュースを伝えるニューヨークタイムズのサイトによると、今やローマのレストランは、移民のシェフなしでは成り立たないんだそうです。
最近は、モロッコ、チュニジア、ルーマニア、バングラディシュの人が多いのだとか。
日本にも店がある某老舗は、10人の料理人のうち7人が外国人。
ローマの伝統の味は、今や外国人シェフによって支えられているんですねー。






-------------------------------------------------------

[creapasso.comへ戻る]

==============================================

0 件のコメント:

ジェラートはパンとの相性も良いデセール。シチリアとナポリの人のジェラートの食べ方は、ほんとに自由。

今日は、(CIR)7月号のリチェッタから、ジェラートの話(P.12)。 リチェッタのテーマは、シンプルにコーンやカップに入れるジェラートではなく、クロスタータやボンボローニ、はてはフォカッチャにのせるジェラート。 ジェラートのデセールの最高峰はトルタ・ジェラート。 パン・ジェラー...